概要
「ムーンクレスタ」は日本物産(ニチブツ)が1980年に販売した業務用シューティングゲーム。
ナムコのギャラクシアン基板を流用して開発され、ギャラクシアン同様こちらもヒット作となった。
また、タイトー、SNK、セガ・グレムリン(アメリカのグレムリン・インダストリーがセガに買収された後の名称)などがランセンスを取得し開発したバージョンがあり、微妙に敵の移動パターンなどが異なる。
操作系は左右2方向レバーとショットボタン。ゲーム内容はかなり独特である。
自機は単発攻撃の1号機、双発攻撃の2号機と3号機で構成され、1号機が破壊されると2号機、2号機が破壊されると3号機で攻撃することになる。エクステンドすると1~3号機がまとめて追加される。
通常の戦闘ステージの他に、自機を時間内にドッキングさせるステージがある。その際は攻撃ボタンが逆噴射ボタンに変わる。成功すれば合体した状態で戦闘続行、失敗すると操作していた自機が失われる。2度目のドッキング後のステージで敵を全滅させると、再び単機に戻りステージ開始となる。
敵は弾を撃ってこず体当たりのみである。しかし、かなりトリッキーな動きであり、また自機の攻撃が一発分しか画面中に発射できないこと(合体している場合は2発分)、合体していたら合体した分の判定がそのまま反映されることなどにより、難易度はかなり高めである。
合体中に体当たりされた場合は下の自機が失われる。