概要
テラクレスタ(TERRA CRESTA)は、日本物産(ニチブツ)が1985年にアーケードゲームとしてリリースした縦スクロール方式のシューティングゲーム。
自機「ウイングギャリバー」を操作して、大地に残されたβ~εまでの4つのパーツを奪還しながら、宇宙魔王マンドラーによって巨獣の住処となった地球を取り戻すのが目的。
ステージ各所の格納庫から取得した最大5機のパーツと合体してパワーアップしたり、合体したパーツを分離して機数に応じたフォーメーション攻撃(回数制限あり)を行うことが出来るのが大きな特徴。5機全てが揃うと8秒間自機が無敵になる火の鳥に変身する。
ただし、合体するパーツが増えるにつれて自機の当たり判定も大きくなり、敵の攻撃を受けるとその時点で合体していたパーツは失われてしまう(5機合体時のみα・β・δの3機が残る)。
2021年現在、本作の版権はハムスターが所有しており、「アーケードアーカイブス」タイトルの一つとしてPS4・Switchに移植されている。
立体物
- 1986〜87年に掛けてカバヤから食玩が発売され、此方はウインガーの5体相互合体や、ボスキャラが立体化された。
- 上記前後に今は亡き駄玩具メーカー・ロングからフックトイも発売され、此方は五機のデザインが大幅に変更され、α号を除く四機が小型マシン同士が合体し、更に原典のウイングキャリバーと類似の形態を経て、人型ロボットへ変形合体するオリジナルギミックが搭載された。
関連タグ
ムーンクレスタ:1980年発表のアーケードゲームで前作に当たる。此方は3機合体であった。
UFOロボダンガー:翌1986年発表で、本作の続編とも後継作品とも言われている。此方は3機合体のスーパーロボットであり、一節ではテラクレスタのフックトイが発想の原点では?と言われている。