概要
主要キャラクター外の脇役ポニーや、正式な登場キャラではないモブポニーでも、ファンの間で注目され人気の出るポニーは少なくない(MLPはデジタル制作アニメなので、使い回しで登場する名無しの背景キャラが多く存在する)。
二次創作的に名前が付けられたモブポニーの中には、主役キャラと並んで公式集合イラストに登場したり、そのままの名前でグッズ化(玩具化)されることもある。
参考・2011のNYComic-Conで公開されたプロモーションポスター
Comic-Con(コミコン)はアメリカのニューヨークとサンディエゴで毎年開催されるコミケ+(おもちゃショー&ゲームショウ的なイベント。Mane6とそのファミリーの他、ファン人気の高いモブポニーの姿が多くみられる。)
以下にその一部を示す。
脇役兼背景ポニー
■Derpy Hooves(ダーピーフーヴス)/ Muffins(マフィンズ)
日本語版CV:内山夕実
S1E1の演出ミスから人気になった、モブポニーの代表的存在。
ほとんどの回に隠れキャラとして登場してる。
■Doctor Hooves(Dr.フーヴス)
CV:Brian Drummond(S1E12),Tabitha St. Germain(S1E16),Jayson Thiessen(S4E21),Peter New(S5E9)
日本語版CV:下妻由幸
茶色い毛並みの男性アースポニー。
背景ポニーの中で「一般男性」を演じる時に彼が登場する事が多く、アップルブルームとの長い掛け合いのセリフが与えられたこともある。
名前の由来はキューティーマークの砂時計と外見の類似から、タイムマシンを操るSFドラマ「Dr.Who(ドクター・フー)」の主人公とHooves(蹄)を引っかけたシャレ。綴りはHoovesとWhoovesの2種類あり(発音は同じ)、公式グッズ等でも表記揺れがある。
種族はアースポニーだがペガサスの姿で登場したこともある(通称Pegasus Who)。
WhoovesとHoovesの繋がりから、海外ではDerpyとカップリングされることが多く(子供までいる)、バレンタインデー回のS2E17では公式にデート中(?)の二人の姿が確認できる。
製作スタッフも彼の存在を確認していたのだが、他の版権作品の要素を含んでいるため、そのままの名称で公式化、グッズ化されることは難しいであろうと思われていたところ、2012年度のBronyconにおいて、本名が"Time Turner"(タイム・ターナー)であると公式に明言された。
この名前はDr.Whoオリジナルシリーズの初代ないし九代目ディレクターであるJohn Nathan-Turner氏にちなむ。
S5E9ではDoctor名義で登場し、ダーピーとの掛け合いが見られた。
科学者で、様々なアイテムを備えた研究室を構えている。
▼二次創作におけるDoctor Whooves
ネクタイを締め、TARDIS(青いポリスボックス型のタイムマシン via.Dr.Who)を駆る10代目Dr.Whoを素直に踏襲することが多い。Derpyと共にTARDISに乗り込むことも。
もとより熱狂的なファンの多いDr.Whoを模しているだけあって、ネット上での人気は高い。
10代目Dr.Who本人とされることもあり、その場合には「元人間」という稀有な二次設定を得る。
ドラマ側の設定上、ドクター(正確にはタイムロードという人間型異星人)は転生によって新しい身体を得ることができるため、「Dr.フーヴス=ポニーの身体に転生したドクター」という設定が生まれたらしい(未確定情報)。
Dr.フーヴスのデザイン自体はモブポニー共通のテンプレートで構成されており、同じ砂時計のキューティーマークを持つ他のポニーも確認されているのだが、彼らにもそれぞれ3代目(ウェーブしたプラチナブロンドに赤いジャケット)、5代目(短めの金髪に赤いラインの入ったジャケット)(ポニー版では赤い蝶ネクタイ)、11代目(ブルネットの短髪にシルクハットと蝶ネクタイ)のドクターとの類似が指摘されている。
■Hoity Toity(ホイティー・トイティー)
CV:Trevor Devall (日本語版CV:飛田展男)
S1E14に初登場したセレブ系アースポニー。
濃い灰色の被毛にウェーブの掛かった白いたてがみ、さらにパイロットサングラスが特徴的。
ラリティがファッションショーを開くとのことで、その情報を元にポニーヴィルにやって来たと言う。
しかし想像力の疎いラリティ以外のメンバー達が要求した地味なドレスを否定し、ラリティに屈辱を与えさせたが、翌日に再チャンスを与える。
そこでラリティの真のドレスを見た彼は、彼女をファッションデザイナーとして大いに評価し12着もの衣装を注文した。
セレブ系ポニーとして初めてラリティを認めた存在であるため、以降他のセレブ系ポニーがラリティ回に登場する鍵となった。
他にもS2E9ではラリティの歌、S4E8ではフォト・フィニッシュとサファイア・ショアーズと供にモブキャラとして再登場する。
デザインからにして実在するドイツ人デザイナーのカール・ラガーフェルドに似ている。
座る時は自家用の座布団を使用している。
アメコミでは余り深く登場してはいないが、本編第8話(ナイトメアラリティ編)にてナイトメアラリティが送り込んだ敵達の侵攻を阻止すべく、ポニーヴィルの住民達と供に戦った。
■Photo Finish(フォトフィニッシュ)
CV:Tabitha St. Germain (日本語版CV:愛河里花子)
S1E20に初登場したセレブ系アースポニー。
水色の被毛と銀髪のおかっぱたてがみ、さらに赤い円形のサングラスと白黒ストライプのドレスが特徴的。
元々ラリティのドレスを審査させようとしたのだが、モデルとなっていたフラッターシャイを気に入ってしまい、ラリティをそっちのけにしてフラッターシャイをファッションモデルスターにさせた。
三大メインセレブ系ポニーの中では唯一ラリティを好評していないが、S2E9ではラリティの歌やS4E8ではホイティー・トイティーとサファイア・ショアーズと供にモブキャラとして再登場した。
シーズン4ではオープニングにも登場し、集合写真を撮っている。
ドイツ人風の口調で話し、ドレスで隠されているが、トワイライトとよく似たキューティマークを持っている。
ちなみに同エピソードにて、色違いだが同じ外観を持った『Picture Perfect(ピクチャー・パーフェクト)』と言う別ポニーが存在する。
三大メインセレブ系ポニーの中でもスタッフにも気に入られるほど非常に人気が高く、映画『Equestrian Girls』では擬人化姿で登場した。
アメコミでは、本編第8話(ナイトメアラリティ編)にてナイトメアラリティが送り込んだ敵達の侵攻を阻止すべく、ポニーヴィルの住民達と供に戦った。
他にも第10話(ビッグマッキントッシュ編)ではSummer Wrap-Up Hoedown & Festivalで写真館を開き、ビッグマッキントッシュを被写体にして、彼の写真をプロマイドにして売っていた。
■Sapphire Shores(サファイア・ショアーズ)
CV:Rena Anakwe (日本語版CV:藤田奈央)
S1E19から初登場したセレブ系アースポニー。
青いたてがみに白いシルクハットとドレスが特徴的なポップスター系のポニーであり、フォト・フィニッシュ以外ラリティのドレスに大好評したセレブ系ポニーの一匹である。
エピソードの冒頭に登場し、ラリティのドレスが有名になっていることからポニーヴィルに訪れる。
ラリティの傑作品である宝石塗れのドレスは結果的には大好評を博し、ラリティ自身が気絶するほど5着を注文した。
短時間しか登場しなかったものの、S2E9のラリティの歌やS4E8ではホイティー・トイティーとフォト・フィニッシュと供にモブキャラとして少しだけ登場した。
どうやら現在もラリティをお気に入りデザイナーとして重用しているらしく、S4E19でも登場。
人気のあるポニーであるため、再登場を望むファンも多い。
性格は常にハイテンションで、某伝説のポップスター風な口調で話す。ちなみに種族はアースポニーだが、玩具ではユニコーンとなっている。
占いにはこだわっているらしい。
キューティマークに関しては作画ミスで消失してしまったが、玩具では貝殻のマークとなっていた。
■Fancy Pants(ファンシー・パンツ)
CV:Trevor Devall (日本語版CV:堀内賢雄)
S2E9から初登場したセレブ系ユニコーンで、セレブ系ポニーの中でもトップクラスとして知られている存在。
キャンターロットに滞在していたラリティと出会い、彼女のセンスを見込んだことで良き交流相手となる。
中でも派手な物よりシンプルな物を好み、トワイライトの誕生日にプレゼントしたラリティ作のシンプルなドレスを気に入り、ラリティを認めた。
相手を見下す傲慢なポニーの多いキャンターロットの中でも最高級に紳士で、どんな相手にも親しく接する傲慢のない優しさを持っている。
他にもS2E26でプリンセス・ケイデンスとシャイニングアーマーの結婚披露宴に参加したり、S3E3ではピンキー大量発生中のポニーヴィルに訪れたり、S4E8ではメーンハッタンのファッションショーを見に来たりしている。
アメコミでは、ミニシリーズ第4話(フラッターシャイ編)で初登場し、この時はラリティと他のセレブ系ポニー達と供にプリンセス・セレスティアが率いる芸術大会を閲覧していた。
更にミニシリーズ第10話(ルナ編)ではプリンセス・ルナと実物チェスゲームの相手として再登場した。
■Featherweight(フェザーウェイト)
S2E23から初登場した少年ペガサスポニー。
おかっぱなたてがみにかけた前歯、そして長細い体が特徴的。
首に飾るカメラを常時し、得意な隠密行動で写真を収める実力を持つ。
後に学校の出版報道部の部長として昇進する。
台詞は余りないが、その可愛らしい容姿で人気が高い。
■Cherry Jubilee(チェリー・ジュビリー)
CV:Sylvia Zaradic (日本語版CV:平野文)
S2E14から初登場した、ドッジ・ジャンクション出身のアースポニー。
チェリー工場のCherry Hill Ranchの社長で、逃走中のアップルジャックをアルバイトとして雇った人物である。
ロデオ大会で負けたアップルジャックと出会い、お互い果樹園を経営しているとのことで採用したとのこと。
ゲーム版ではプレイヤーとして登場し、自分の会社をポニーヴィルにも建てたいとのことで、メイン6に歓迎されながら移住して来た。
■Ms. Harshwhinny(ミズ・ハーシュウィニー)
CV:Veena Sood
S3E11から名前が判明し、後にS3E12から初登場したEquestria Gamesの検査官。種族はアースポニー。
大会をクリスタル・エンパイアで開催するべきかを検査しにやって来たのだが、トワイライト達の勘違いによっておもてなしがなかったことで不満した。
だがミス・ピーチボトムの経験を聞いたことで改めて関心を得て、大会をクリスタル・エンパイアで行なうことに決定した。
S4E5にも再登場し、パフォーマンス的に優れたCMCメンバーをポニーヴィルのフラグ担当に選抜させた。
性格はレインボーダッシュのお気楽な態度すら許せないくらい厳しく、完璧主義な一面を持っているが、意外と情に厚く、物事に感激しやすいタイプ。
『Equestria Girls』をベースにしたアニュアル編では擬人化し、教師として登場した。
こちらでは『Mrs. Harshwhinny(ミセス・ハーシュウィニー)』と呼ばれている。
■Ms. Peachbottom(ミズ・ピーチボトム)
CV:Patricia Drake
S3E11から初登場した、マスタンジア出身の旅ポニー。種族はアースポニー。
クリスタル・エンパイアへ旅行している最中、トワイライト達から彼女をミス・ハーシュウィニーと勘違いされた。
しかし一般人であるにもかかわらず城内へ案内されたり、トワイライト達のパフォーマンスに魅了されたりなど、様々なおもてなしによって感激し、これを偶然会ったハーシュウィニーに伝えたことが、Equestria Gamesをクリスタル・エンパイアに開催するきっかけとなった。
明るい性格の持ち主だが、暗所と閉所恐怖症であるらしく、城内の狭い部屋には多少拒む仕草を見せた。
逆に競技場のような広い場所が大好きで、一度駆け出すと周囲の者に激突してしまうくらい見境をなくす。
■Joe(ジョー)
CV:Vincent Tong
S1E26から初登場した、キャンターロットのドーナツ店店長で、通称『ドーナツ・ジョー』。種族はユニコーン。
最初は放置されてやけ食いするスパイクに困りながら少しだけ登場したが、S2E24ではデザート大会の参加者として再登場した。
更にS3E11では列車内の売店として働いていたが、スパイクが連れて来たペット達に襲われた事がある。
トワイライトとは旧知の仲である。
■Filthy Rich(フィルシー・リッチ)
CV:Brian Drummond (日本語版CV:松本忍)
S2E12から初登場した、ダイアモンド・ティアラの父親。種族はアースポニー。
大きな会社で勤めている営業マンであり、様々な成功を成し遂げている大富豪である。
ポニーヴィル創立メンバーの一人である祖父を持ち、アップルブルームを敵視しているダイアモンド・ティアラとは違い、グラニー・スミスとは良きビジネス・パートナーである。
そのため、ビリビリンゴ(ザップアップル)の商品取引担当として協力している。
名前に不満を持っているらしく、呼ばれる時は必ずラストネームである『リッチ』で呼んでほしいとの事。
これは『フィルシー』が『不潔、下品』という意味合いであり、
日本語に置き換えると『クソ上手い、クソすげえ』の『クソ』の部分に相当するためである。
そのため、フルネームを直訳すると『クソ金持ち』といった感じになる。
■Coco Pommel(ココ・ポメル)
CV:Cathy Weseluck
S4E8から初登場した、メーンハッタン出身のアースポニー。
スリ・ポロメアのアシスタントとして働いていたが、彼女の理不尽かつ冷酷なやり方に振り回され、悲哀の人生を過ごしていた。
だが寛大さに溢れたラリティに憧れ始めたことで袂を分かち、ラリティの知り合いのアシスタントとして再就職した。
S5E16にて再登場。町おこしのための舞台劇を再起させようとひとりで奔走していたが、
ラリティとアップルジャックの手伝いによって舞台は無事に成功した。
S6E9にも登場。ラリティのブティックのメーンハッタン支店の店員に任命されたことが判明したが、当日では重度の花粉症だったため出勤できなかった。
■Bulk Biceps(バルク・バイセップス)
CV:Jayson Thiessen(S2~3),Michael Dobson(S4~)(日本語版CV:白熊寛嗣)
S2E22から初登場した、軍人カットに小さい羽根を持った超マッチョな白いペガサスポニー。
その圧倒的な存在感で多くの視聴者達を爆笑させたとも言われている、言わばギャグ担当のモブポニー。
外見が外見だけに、モブとして出てくるとやたら目立つ。
当初はポニーヴィルの湖を竜巻でクラウズデイルに送る運搬作業に加わっていたが、後にS3E7ではワンダーボルトアカデミーの教習生として再登場する。
『YEAH!!!』としか話さず、ダーピーほどではないが、神出鬼没な行動力を持つ。
威勢はいいものの、スピットファイアのような上の者には弱い一面もあるらしい。
S4E10ではフルボイスで再登場し、似ている部分があることからフラッターシャイと仲がいい。
S5E3でロータスの店で働いてることが判明。
しかし、登場するたび店の壁をぶち壊していくのでロータスからは呆れられている。
S7E2で仕事を掛け持ちしていることが判明。
エクエストリアガールズにおいては、マッチョな学生として登場。気は優しくて力持ちなキャラクターとして本編より出番が増えているキャラクターの一人。
アメコミでも第9話(ビッグマッキントッシュ編)に登場。
Summer Wrap-Up Hoedown & Festivalに参加していて、ビッグマッキントッシュと掛け声勝負をしていた。
■Sassy Saddles(サシー・サドル)
CV:Kelly Sheridan
S5E14にて登場。ラリティのキャンタロット支店進出に伴いマネージャーとして雇われた水色のプリンセス体型のユニコーン。
プロモーションとしての腕前は確かなのだが、個人経営のブティックにもかかわらず大手企業寄りのメジャー志向・量産性重視の思考の持ち主で
これにならったマネジメントでラリティに強制労働まがいのことをしてしまう(数々の店を回って携わったという経歴も実はこのマネジメントのやり方で店を潰してしまうという悲惨なものであった)。
最終的に生産ラインを唱えたことによってラリティの職人としてのプライドを踏み躙ってしまい、決裂しかけるが
ラリティ自身のブティックのあり方を見せつけられたことによってこれまでの自己の行いを反省、
ラリティのやり方に従うことを誓いキャンタロット支店の経営を任された。
ラリティ中心のエピソードとしては最後に改心するという珍しいケースを持ったポニーである。
主要キャラクターの親族たち
■Igneous Rock & Cloudy Quartz(イグニアス・ロック&クラウディ・クォーツ)
S1E23、ピンキーの過去話に登場したピンキーパイの実の両親。採石場で働いている。
上記の左のイラストが父のイグニアス・ロックで、右が母のクラウディ・クォーツ。
S3E5では父親のみが登場し、トリクシーを採石場でアルバイトさせたことがある。
ピンキーがキューティマークを入手する前までは娘たち共々暗くて無表情な性格だったが、彼女がキューティマークを入手して以来陽気な性格を手に入れた。
■Marble Pie & Limestone Pie(マーブル・パイ&ライムストーン・パイ)
CV:2頭ともIngrid Nilson
S1E23、ピンキーの回想シーンに登場したピンキーの実の妹たち。
上記の左のイラストがマーブルで、右がライムストーン。
この名前は小説版から初公開された物で、それまでに二次創作ではInkie Pie & Blinkie Pie(インキー・パイ&ブリンキー・パイ)と呼ばれていた。
回想シーン以外では作中には一切登場していないが、小説版ではピンキーと同じく立派に成長したらしい。
S5E20にて成長した姿で登場。
ライムストーンはライムと岩塩のキューティーマークで、ツリ目で気性の荒い性格。家業である採石場の経営を継いでいる。
マーブルは三つの小石のキューティーマークで、垂れ目で口数が少なく非常にシャイな性格などフラッターシャイによく似た共通点を持っている。
また、照れ性なのかよく頬を赤らめる。
同じく口数の少ないビッグマッキントッシュとは気が合った模様。
■Braeburn(ブレイバーン/ブレバーン)
CV:Michael Daingerfield (日本語版CV:興津和幸)
アップルーサ(Apploosa)に住むAJのいとこで、同じくリンゴ牧場の経営者。
カウボーイ姿の一見クールなハンサムに見えるが、親戚と会うと非常にテンションの高い性格に一変する。
■Apple Fritter(アップルフリッター)
黄色い被毛に黄緑のたてがみを持ったポニーで、アップルファミリーの一人。
家族と供にS1E1から初登場し、それ以降からアップルジャックや他の家族と供に登場するようになる。
ただし、S1E2では何らかのカラーリングミスで一度たてがみが薄茶色に変わった事がある。
モブとして登場する他の家族の中でも一番登場回数が多く、そのためアップルジャックと供に料理や修理の手伝いなどで登場する事が多い。
また、玩具だけでなくモバイルゲームにもプレイヤーキャラの一人として登場。
背景ポニー
■Lyra Heartstrings(ライラ・ハートストリングス/ライラ)
■Bon Bon(ボンボン)
彼女らの項を参照。
■Golden Harvest(ゴールデンハーヴェスト/ゴールデンハーベスト)
黄色い被毛にオレンジのたてがみと尻尾、さらにニンジンのキューティーマークが特徴の背景ポニー。種族はアースポニー。
上記のボンボンと同様、何度か台詞を与えられていて、公式にもこの名で玩具が発売された。
公式に命名される以前はアニメーターのメモから「キャロット・トップ(Carrot Top)」と呼ばれていた。
S3E11ではクリスタル・エンパイアの列車駅にて彼氏と思しきポニーと一緒にいる姿が確認できる。
■Berry Punch(ベリーパンチ)
プラム色の被毛に紫のたてがみと尻尾が特徴的なアースポニー。
S1E12にて器に入っているジュースをコップ使わずにして、直で飲むというデリカシーのない行動を見せたことがある。
妹がいることがS2E5に判明され、シスターフーヴス・ソーシャルと言う姉妹大会で行われたレースでアップルジャック(に見せかけた泥塗れのラリティ)とスウィーティーベルを追い抜いて優勝したことがある。
玩具ではBerryshine(ベリーシャイン)と言う名前で公表されている。
■Minuette(ミヌエット)
CV:Cathy Weseluck
水色の被毛に青と白のたてがみ、さらに砂時計のキューティマークが特徴的なユニコーン。S2E25~26ではライラと供に台詞と音声が追加された。
名前の由来は砂時計のキューティマークに因んだ物とされているが、実際は『Minuet』と言う17世紀のフランスから来たダンスの名前らしい。
しかしたてがみの色からにして、海外の歯磨き粉に見えるから「Colgate(コルゲート)」と言う名前が挙げられて来たが、ボンボンと同じように商標上の問題から、玩具から始めとし、後にカードやゲームなどにミヌエットと言う名義で通されている(ただし、この名前の変更で公式に論争する者も多い)。
二次創作でも、名前からの元に、常に歯を磨くことが多く、職業が歯医者であることが多い。
S5E12では物語の主陣として登場。トワイライトおよびライラとは幼馴染である。
ピンキーパイとは知り合いの仲で、彼女と同様ハイテンションな性格。
■Cherry Berry(チェリーベリー)
CV:Cathy Weseluck(S2E4),Ashleigh Ball(S4E2)
ショッキングピンクな被毛と黄色いたてがみを持ったアースポニー。
上記のベリーパンチに似ているが、モデリングが同じだけで別ポニーとされている。
モブポニーの中でも喋る回数が多く、中でもS2E19ではボンボンにあるギャグを語ろうとしていたことから最も長い会話をしたことがある。
主に商店街で店を構えているが、近年ではトワイライトの気球やヘリコプターを操縦して飛行していることから、本職は飛行士だと思われる。
■Lightning Bolt(ライトニングボルト)
白い被毛と青いたてがみを持ったペガサスポニー。
ほんの数秒と言う速さでOPに初登場し、それ以降からポニーヴィルとクラウズデイルの背景に見かけるようになるが、主にフラッターシャイが映る場面に登場することがある。
S2E22で竜巻を起こす作業に協力する以外これと言った深い活躍を見せないが、モデルの色合いからにして高評されている。
■Caramel(キャラメル)
CV:Brian Drummond(S1E26),Peter New(S2E15)
その名の通りキャラメル色のモブポニー。種族はアースポニー。
上記のDr.フーヴスと共に通りすがりの一般男性役で登場する場面が多い。
圧倒的に女性キャラの多い本作において貴重なイケメン枠キャラだが、既に彼女持ちだと言う事実がS2E17に判明した。
■Daisy, Lily, Rose(デイジー、リリー、ローズ)
CV/日本語版:Andrea Libman/内山夕実(デイジー)、Cathy Weseluck/吉田麻実(リリー)、Kazumi Evans/中上育実(ローズ)
桃色の被毛と緑のたてがみをしたデイジー、ショッキングピンクな被毛と百合を飾った金色のたてがみのリリー、そしてクリーム色の被毛とバラ色の毛のローズ(玩具ではローズラック(Roseluck))で、三人で花屋を経営している。
以前からその姿はちょくちょく確認されてはいたが、最近になって公式にその存在が認められた。
種族は皆アースポニー。
三人の中ではデイジーの登場回数が最も多い。
災難や恐い物が現れた時は必ず三人揃って怯える仕草が見られる。
ローズはドクター・フーブスと絡む場面が数回ある。
■Nurse Redheart(ナース・レッドハート)
日本語版CV:中上育実
白い被毛とお団子ヘアーにしたピンクのたてがみをしたアースポニーの看護婦。
S1E4に初登場し、寝不足なアップルジャックが作った毒マフィンにより被害を受けたピンキー含む患者達を看護していた。
初登場して以来から多くの視聴者達の間で人気が高くなり、S2E13では見事に復活を遂げた。
しかし不思議なことにS2E16に再登場せず、代わりに彼女が務めている病院ではNurse Sweetheart(ナース・スウィートハート)とNurse Coldheart(ナース・コールドハート)が登場した。
■Lotus & Aloe(ロータス&アロエ)
CV:Tabitha St. Germain(ロータス)
ポニーヴィルにあるサロンを経営している双子のアースポニー。
水色の被毛にピンクのたてがみの方はロータスで、逆の色の方はアロエ。
常連であるラリティやフラタシャイなどのポニーを満喫させるためにエステ、マッサージ、ひづめケアなどをしている。
ロータス以外喋る機会はないが、その美しい姿で人気が高い。
■Cloudchaser & Flitter(クラウドチェイサー&フリッター)
CV:2頭ともCathy Weseluck(日本語版CV:佐々木未来(クラウドチェイサー)、吉田麻実(フリッター))
S2E22に登場したペガサスポニー。
上記のイラストより、左の白いたてがみがクラウドチェイサーで、右のピンクリボン付きの薄緑のたてがみがフリッターである。
お互いの関係は不明だが、レインボーダッシュ提案の竜巻でポニーヴィルの湖をクラウズデイルに送り込むために参加した。
ペガサス隊の中でも音声付きだけでなく目立っていたために注目され、後にS3E7ではクラウドチェイサーだけ、ワンダーボルトアカデミーに入学するために再登場した(ただしS3E8ではアップルファミリーとは無関係にもかかわらず紛れ込んでいることもあった)。
更にフリッターのみ、S4E16ではレインボーダッシュ率いるブリージー達のサポート隊の一員として再登場した。
ちなみに公式ガイドブック『Element of Harmony』では、クラウドチェイサーの名前がなぜか『Stormwalker(ストームウォーカー)』に変更されていたが、これはあくまでも彼女の初期設定上の名義であり、S2E22製作時に『ストームウォーカーの名前が消失し、クラウドチェイサーのデザインが未完成だったため、ストームウォーカーのデザインをクラウドチェイサーにした』と、製作スタッフが回答した。
■Blossomforth(ブロッサムフォース)
S2E22から初登場したペガサスポニー。
レインボーダッシュ提案の竜巻でポニーヴィルの湖をクラウズデイルに送り込むために参加していたが、実は訓練当時Feather Fluと言う風邪にかかっていて、伝染させた少数のペガサス達と供に病院送りとなった元凶である。
かなりの軟体でもあり、訓練中では体全体を絡ませると言う姿を見せた。
S4E10では再登場したらしいのだが、スタッフロールでは名前が公開されたにもかかわらず本人自身が登場しておらず、代わりに彼女の色違い亜種と思わせるHelia(へリア)が登場した。
S5E19にて再登場。
■DJ P0n-3(DJポンスリー)
S1E14とS2E26にのみ登場したDJポニー。種族はユニコーン。
わずか数秒の登場にもかかわらずネット上での人気は高く、視聴者の与えたDJ P0n-3という名前がS2のCMや2012年2月に発売された玩具において公式に採用された。
本名Vinyl Scratchだが、公式には未だに公開されてない。
表記にP0(ゼロ)n-3説とPO(オー)n-3説がある。
映画『Equestrian Girls』では擬人化姿のDJ P0n-3が登場し、更に『Equestrian Girls:Rainbow Rocks』ではサイドストーリーの主役として活躍したことがある。
S5E9ではオクタヴィアとルームシェアしていることが判明。
エクエストリアガールズを通していつもヘッドホンを掛けているせいなのか無口なキャラである模様。
アメコミ版ではカバーやストーリー内でよくオクタヴィアと一緒に顔を出しているが、中でも本編第8話(ナイトメアラリティ編)にてナイトメアラリティが送り込んだ敵達の侵攻を阻止するために住民達と供に戦ったシーンがある。
他にも第11話(シャイニング×ケイデンス編)にて、幼少時代にシャイニングアーマーがケイデンスにアプローチすべく、部活仲間と供に開いたコンサートを見たことでキューティマークを得たシーンがあった。
■Octavia Melody(オクタヴィア・メロディー/オクタヴィア)
CV:Kazumi Evans
グレーの毛並みの女性チェロ奏者。種族はアースポニー。
キャンターロットでのパーティーのシーンで他の楽団メンバーと共に度々登場している。
セリフはなく純粋に「美ポニー」として人気が高い。
上記のピンキーの回想シーンに登場した妹の一人、マーブルパイとカラーリングがそっくりで「ピンキー姉妹説」が浮上したが、製作者に否定されている。
音楽つながりからか、DJ P0n-3とタッグを組んだイラストが多数見受けられる。
2012年度Bronyconにおいて、Octaviaという名前が公式に明言され、やがて玩具では正式的にOctavia Melodyと言うフルネームに認定した。
S5E9でフルボイスで登場(その前にRainbow Rocksで一瞬だけ喋っていた)。
普段は冷静な振舞いをしているがテンションが上がると豹変する意外な一面を見せた。
アメコミ版ではカバーやストーリー内でよくDJ P0n-3と一緒に顔を出しているが、中でも本編第8話(ナイトメアラリティ編)にてナイトメアラリティが送り込んだ敵達の侵攻を阻止するために住民達と供に戦ったシーンがある。
他にも第9話(ビッグマッキントッシュ編)でSummer Wrap-Up Hoedown & Festivalでコンサートを開くために仲間と供に参加して来たのだが、楽器を運ぶための台車がCMCに盗まれたために、重い楽器を引き摺りながらイラつくシーンがあった。
■Fiddle Faddle(フィドル・ファドル)
黄色い被毛に紺色のたてがみ、更に白いカウボーイハット・赤いスカーフ・緑のシャツを着用したアースポニー。
見た目はオクタヴィアそのままだが、外観が違うだけでなく、こちらはバイオリンを弾いている事から、別ポニーと思われる。
S2E4から初登場し、その当時はNightmare Nightの音楽会場で披露していたが、後にS3E8に再登場する。
クラシカル系なオクタヴィアとは違い、こちらはカントリー系と言う形になっている。
名前はカードゲームから公表された物で、それ以前はファン達からFiddlesticks(フィドルスティックス)と呼ばれていた。
■Raven(レイヴン)
白い被毛に黒いたてがみを持ったユニコーン。
S3E1から初登場し、プリンセス・セレスティアの秘書役として登場していたが、実際上それ以前にS2E4から初登場し、当時はNightmare Nightに参加するために、上記のイラスト通りの悪魔のコスプレをしていた。
種族はユニコーンなのだが、S2E4に登場した時は角がなかったことでアースポニーとして登場していた。
アメコミ版のミニシリーズ第8話(セレスティア編)にも登場し、この話から彼女の名前が公式的に判明された。
■Powder Rouge, Vidala Swoon, Roxie(パウダー・ルージュ、ヴィダラ・スウォーン、ロクシィ)
S1E20で初登場したフォト・フィニッシュの部下。全員アースポニー。
東洋人のような目つきに紺色のおかっぱがパウダー・ルージュ、桃色の被毛にショッキングピンクなたてがみがヴィダラ、そしてモヒカンのような紫のたてがみがロクシィである。
当時ファッションモデルとして選ばれたフラタシャイのコーディネーションを行っていた。
台詞も一切ない上に出番も少なめだが、S2E9ではヴィダラが美術館にて、S2E18ではロクシィがアロエとロータスの店の店員として、微かでありながら再登場した。
なおVidala Swoonの名前は公式カードゲームによって判明した名前でその前はHigh Styleと呼ばれていた。
■Fleur Dis Lee(フルール・ディス・リー)
CV:Nicole Oliver
S2E9から初登場した、プリンセス・ルナやケイデンスとよく似たボディベースを持ったユニコーン。
ファンシー・パンツと行動することがあり、よく彼に乗っかったりポーズを決めたりと、彼に魅了しようとしている。
職業はモデル。
ゲーム版ではプレイヤーとして登場するが、何らかのデザインエラーでアリコーンにしてしまう。
しかし後日のアップデートによると、このフルールの正体はチェンジリングで、アリコーンだと勘違いして変身してしまい、後に駆けつけた本物のフルールにより正体を暴いたと言う内容が追加され、本物のデザインに切り替えた。
キューティーマークに因んでファンからはFleur De Lis(フルール・ド・リス/フラデリ)で呼ばれ定着しており
Fleur Dis Leeという名前はゲーム版により付けられたものだが、こちらは言いにくいのかあまり浸透していないようだ。
■Screwball(スクリューボール)
S2E2にわずか数秒登場した謎のポニー。種族はアースポニーっぽいが良く分からない。
野球ボールとネジのキューティマークが名前の由来だが、実は『アホな子』と言うアメリカンスラングの意味をしている。
頭についているプロペラ帽子で空を飛びながらアホな行動を取っている。
■Button Mash(ボタン・マッシュ)
S2E17のミュジカルパートに一瞬だけ登場したアースポニー。
ゲームセンターらしき場所で遊んでいた、大きさから年齢はCMCと同じくらいと思われる。
ブロニーによって作られたファンムービー「ボタンの冒険」で一気に知名度を上げた。
上記のスクリューボールと同じようなプロペラ帽子を被っているため何か関係があるのではと言われている。
二次創作ではゲームが大好きで色々なゲーム機を持っている。
また、声を掛けられたスウィーティーベルとの掛け合いが多い。
余談だが「ボタンの冒険」では彼の母親が登場しボタンと並ぶかそれ以上にファンから人気だが
ボタン自身はれっきとした公式本編登場ポニーであるのに対し、ボタンママは完全にオリジナルの二次創作キャラなので誤解のないように。
■Gizmo(ギズモ)
S2E19から初登場。メガネ、出っ歯、蝶ネクタイ、ニキビと言った特徴を持ったヲタク系アースポニー。
フラッターシャイが買うはずだったアスパラガスを先に買い取るも、ラリティの誘惑により手渡してしまう。
アメコミ版では第9~10話(シャイニング×ケイデンス編)では、シャイニングアーマーの高校時代の同級生及び部活仲間として登場した。
作中ではよく作戦によって女装される事が多く、その分一部の♂ポニーに魅了されたことがある。
ちなみに作中ではPoindexter(ポインデクスター)と言う名前だが、スタッフによると恐らくフルネームがGizmo Poindexter(ギズモ・ポインデクスター)らしい。
■Wild Fire(ワイルド・ファイア)
CV:Tabitha St. Germain(日本語版CV:内山夕実)
S2E25に初登場したペガサスポニーであり、製作スタッフの一人であるSabrina Alberghetti(ペンネーム:Sibsy)が自らをモチーフにして生み出したオリジナルポニー、もとい絵師ポニー化である。
長いおかっぱ、半閉じの目、そして燃え上がるタイヤのキューティマークが特徴的。
元々製作者が参加しているDeviantArtに投稿されていたオリジナルポニーだったが、後に製作スタッフに採用され、トワイライトの幼少時代の回想シーンのみに登場するようになった。それ以降から人気キャラとなる。
二次創作ではよく車やバイク、果てまでレースカーなどの乗り物を運転している絵が多く見られる。
また、劇中ではLucky(ラッキー)との交流もあったために、二人と一緒にいるシーンも描かれている。
ちなみにdeviantARTに存在するWild FireのファングループにはSibsyさん本人が参加していて、ファンとスタッフの距離が思いのほか短いと実感させられる。
ちなみに日本語版で日本語の声をあてられた際、本人は喜んでいたそうだ。
■Honey Lemon(ハニーレモン)
ベイマックスからのゲストキャラクターである。
S5E12で初登場したほか、キャンタロット回でもモブとして登場している。