概要
『カードキャプターさくら クリアカード編』からの新キャラクター。
詩之本秋穂がいつも連れ歩いているウサギのぬいぐるみ。閉じた目と右目元の泣きボクロ、左耳の王冠のような飾りが特徴。
体の色は白で、耳の内側と首周りの毛は薄い水色。
仮の姿のケルベロスやスピネル・サンと同じくらいの大きさであることや、『クリアカード編』の重要キャラクターである秋穂に関係していることから、読者の間ではただのぬいぐるみであるはずがないと言われていたが……?
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以下ネタバレ注意
「まったく あの子のおっちょこちょいは治らないわね」
CV:寿美菜子
『クリアカード編』原作第16話、アニメ第17話にて、ユナ・D・海渡がモモの首周りの毛(実は着脱可能なマフラーのようなものらしい)を繕い終えた直後、ついに喋り出す。
口調からするとどうやら女性のようで、小さなソファーに座り優雅に脚を組んでいた。
喋り出す前に開眼したような描写もあるが、元々が糸目であるらしくあまり変化はない。
これ以降、モモが言葉を話す場面では秋穂は不在で、彼女がモモの素性を知らない可能性も浮上している。一方モモは、謎の多い海渡の正体や彼の目的も知っている様子。
また、チョコレートが大好きなようで、この世で一番美しい食べ物と評価している。
ちなみに、アニメ13話からのEDアニメーションでスピネル・サン、ケルベロスとともに登場し、二人の口にチョコを突っ込みスッピーが酔っぱらいケロちゃんを追い回すやり取りのアニメになっている。
その真の正体は「時の本」を守護する封印の獣。ケルベロスやスピネル・サン同様、普段の姿は仮初めのもので「真の姿」が別に存在すると発言しており、後にさくらと対面した時にその姿を披露した(下記の画像の奥の白い女性)。
「獣」とは言ったものの、人間の女性にウサミミや尻尾等が付いた獣人のような容姿をしている。これは、ケルベロスとユエの役割を1人で兼ねているためのようだ。
「モモ」という名前もあくまで秋穂がつけたもので、本名は異なる模様。
ちなみに、さくらはモモが喋り出しても全く驚かなかった(秋穂に危機が差し迫っていたこと、ケルベロスとスピネルの前例があることが要因)。
秋穂のために禁忌を冒そうとする海渡を案じており、特に時を戻す魔法を多用する事に関しては「寿命を縮める」と警告している。また秋穂のことも大切に想っており、彼女を「魔法具」としか扱わない秋穂の一族に対して強い憤りを抱いている。