『過去の経歴のたった一行で、必死に生きる人間の未来を潰す権利が一体誰にあるっていうんですかね…?ふふ…ふふふ…』
CV:間宮くるみ(CM)
概要
ヤニねこの高校時代の後輩。チンピラっぽい獣人女性で、アパートの隣人。本名は益子(やくこ)。20歳。
本作レギュラーの中ではやや小柄で貧乳。学生時代までは黒髪だったが、その後ヤニねこの影響により染める習慣が付き現在では金髪のプリン頭状態。よく謎のダサTを着ている。
明らかにタバコ以外の紙巻きの何かを吸っていたり、ジロォ系ラーメン店ではラーメンのトッピングとは別に「テオシでヤサイ2グラム」と怪しげな注文をしていたりと、「ヤク」の名前の通りのものを常用している様子がある。
生き物が好きでとくにクワガタが好き。手巻きタバコやシーシャで喫煙するマニアックなスモーカーでもある。運転免許を持っている。
ちなみに前科持ちで、それが原因でバイトをクビになった。特定の数字に過剰反応する性癖にも苦しんでおり、根深いメンヘラの気もある。中毒や禁断症状の時以外は新しいバイトに励んだり、面倒見の良さや気遣いを欠かさないなど根は真面目な性格なのがわかるが、なかなか更生できないらしい。それ故に不幸体質であり、何かとアクシデントに巻き込まれがちである。
町内(腸内)放送回では、ヤニねことカンサイねこが知らない方の駅弁を知っていたりと、そういう行為の知識があるようだ。またヤンマガ掲載版の生徒会にも穴はあるとのコラボ回では、尾鳥たんの乳首を「所詮は男の乳首にゃ」と指摘するヤニねこと共に罵倒したり、古都吹寿子の趣味をバラしつつ読者に乳首を見せる事を某エロ漫画のように強要したが、最終的に照井有栖の手によりヤニねこ共々に身ぐるみを剥がされて逆に読者に乳首を見せる羽目になった。
ハメねことは高校時代からの付き合いで、お互いタメ口で話す犬猿の仲のような関係だが、後に明かされた過去回想ではお互いにゲームで遊んだり、ラーメンを食べたりと仲がめちゃくちゃ良かった。しかしヤニねことの出会いや家庭環境の悪さにより現在の形になってしまう。
また実家の者とは上手くいってないらしく、高校時代では顔に謎の怪我を負っていたり、親が学校内で噂になるような反社会的行為をしたり、ヤクねこが喫煙した事を家に連絡されることを極端に恐れたりと、児童虐待の片鱗を覗かせている。後に成人後に祖父の命日に髪を黒く染め直し実家に帰省したものの、予定よりも早く帰宅し自分の部屋で啜り泣いていた。
余談
- SNS掲載版では違法薬物を未だに接種しているようなエピソードや台詞などがあったが、ヤンマガでの連載開始後にはそのようなエピソードは本誌に掲載されなかったり、台詞がカットされたりと描写が曖昧になりつつある。
- キャラクターデザインの元となったのは、作者の一人である荒井小豆氏の大学時代の友人とのこと。