『哀しいね…幸福になるため仕事してるのに…仕事をして幸福そうにしてるひとを僕はみたことがないよ…幸福ってなんだろう…食べることさ』
概要
ミステリアスな雰囲気がある世捨人のような見た目の獣人女性。本名はナズナ。路上生活者。
社会との関係を一切絶ち自然と共に生きる事を信条にしているようだが、普通にテント等の人間社会で作られたモノを使用(ペンペンねこ曰く拾ったモノだからセーフ)、週一で隣町のスーパーに通うなど、自己ルール運用はだいぶ恣意的。また催した際はトイレを使うものの、トイレが使えない救急時には草むらの茂みに隠れて済ませる。
当初はにゃがみ川の畔で暮らしていたが、水害でテントが流されたため、ヤニねこたちのアパート(の庭)に勝手に引っ越してくる。以後はアパートの獣人たちの集まりにしれっと混じっているが、寝ているアルねこ宅にピッキングで侵入して勝手に入浴や飲酒をするなど、手癖は非常に悪い。オマケに人の弱みにつけ込んでクレープを奢らせたり、パチンコをしたりするたかり屋でもある。人前では気取って達観したような言動でうそぶいてみせるものの、しかしそれは言うことなすこと全くの虚勢であり、自分が危機に瀕するとあられもなく泣き叫ぶ。
ちなみに服装はマントと帽子のみでマント下は全裸であり、ヤニねこにも負けないくらいの巨乳の持ち主。219mgではどこから盗んできたのか立派な黒い下着を着用していた。234mgでは自作したと思わしき靴を履いている。ちなみにアソコの毛は剃るタイプである。
ヤクねこと同じく家族関係が一切分からない謎に包まれているキャラではあったが………。(正体の項目を参照)
余談
- 名前(本名も含む)の由来はペンペン草だと予想されるが、生活や容姿からしてもう一つの由来も込められていると思われる。
- ペンペンねこの見た目や行動により、一部のヤニねこの読者たちからはスナフキン、ミカ、中二詩人だと呼ばれている。
- アルねこからは「ボロちゃん」という身も蓋もない呼ばれ方をしていた。
関連タグ
スナフキン…ペンペンねこのそっくりさんその１
ミカ…ペンペンねこのそっくりさんその２
中二詩人…ペンペンねこのそっくりさんその３
正体(ネタバレ注意)
236mgにてヤニねこの母である静江とカンサイねこの母である順子が再会し、その場に彼女らと同級生だったある者の母親がやってくる。その母親こそがペンペンねこことナズナの母親であるミズナだった。そしてミズナは九条グループを率いる大富豪であり、ペンペンねこはそのお嬢様だと判明。
ミズナ曰く娘のペンペンねこが半年前に家出したらしく、娘の行方を現在も捜索中とのこと。しかしミズナはかなりのスパルタらしく、それが原因で娘のペンペンねこが家出=自由を求めたと作中で暗示されている。
一応ペンペンねこは母であるミズナの事は嫌ってはいないようであり、毎週定期的にミズナへ手紙を送っている。また母のミズナも生活費として毎月100万円を送っている。しかしペンペンねこはこの事は全く知らないのか、はたまたキャッシュカードを無くしたのか大金を使うシーンは本編では未だに出ていない。(そもそも財布すら持っていない可能性さえありうる)
真の関連タグ
加門朔哉…『獣装機攻ダンクーガノヴァ』の登場人物。初登場時はホームレスではあったものの後に親が金持ちだと判明したキャラ繋がり。またホームレスになった理由も自由を求めてのことだった繋がりでもある。
