ラズム・ダーとは、エルダー・スクロールズ・オンライン (ESO)の三同盟の一つアルドメリ・ドミニオン側に登場する、カジートである。
cv:烏田裕志
概要
英語表記では「Razum-dar」。接尾辞のダー(dar)は、カジートの言葉で「賢さ」「有能」「盗人」などの多数の意味がある。自称はカジートらしく「この者」と言うが、「ラズ」(Raz)という場合もある。
コールドハーバーから脱出してドミニオン側の地に降り立った面影(プレイヤー)の前に現れる。どんな種族にも話しかける気さくさを持っているものの、飄々とした掴みどころのない性格で、仕事を頼んではまた消えるという行動を繰り返し、町中にいるかと思えばモンスターが跳梁跋扈する外にいる時もある。
神聖執行局によると、サマーセット本島では街を歩いて様々な人や長時間じっとしている人に話しかけることに数日を費やしている姿が目撃されており、旅人だとも、オーリドンの使者だとも、商人だとも言われているという。
【正体】
その正体は、ドミニオン最高指導者であるアイレン女王の親衛隊〈女王の瞳〉に所属する、諜報員・密偵である。個人的な友人としてもアイレン女王に近しい存在であり、女王に仇なす敵を表に裏に排除し守り続けている戦士でもある。
町の人間にひたすら喋りまくるように見せかけて普通の人なら気づかないようなレベルで尋問していたり、商人の強気のセールスをラズ自身が望む金額での取引に持っていくよう誘導したり、悪党の集団に囲まれた時には冗談を飛ばして全員を笑いに引き込み悪意を失わせるなど、カジートの中でも極めて高い話術スキルを持つ。また、一度歩きだせば雑踏に紛れて隠れ、治安機関の尾行をまける程の隠密スキルも備えている。(※1)
エルフが多数を占めるドミニオンの所属でありながらドミニオンの正義や利益になるための行動を貫いており、ドミニオンを破壊する行為・テロ行為・緊急性の高い状況の時には、たとえ相手が一般市民だろうとためらわず斬り捨てる非情さも併せ持っている。 (※2)
- キャラクター特集ーラズム・ダー(CV:烏田 裕志) - TESO/ESO
- ESO クエスト「大きな代償の真珠」
その他
- チャプター『エルスウェーア』においては、休暇でオフ姿のラズと出会える。タムリエルを旅していた即位前のアイレン女王とエルスウェーアで知り合っていたことが語られており、アイレンの旅にラズもついて行く事になった。上述のように〈女王の瞳〉に所属しているとあるが、実際には彼自身が最初の〈女王の瞳〉である。
- なお故郷の家族には女王の瞳であることは伝えていないため、家族は「旅のエルフ女(アイレン)に引っかかって居なくなったと思ったニートがフラレてひょっこり帰ってきた」としか思っていなかったようである。
関連動画
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連リンク
関連タグ
エルダー・スクロールズ・オンライン ESO アルドメリ・ドミニオン カジート アイレン女王
この記事のカテゴリ
キャラクター・人名 イラスト 小説 作品名 イベント ゲーム セリフ
【!】以下、クエスト内容につきネタバレ注意
故郷のエルスウェーアでは、まだ村にいたころに幼馴染のカジート三姉妹に手を出してそれぞれと交際(三股)しており、三人全員に「必ず君を迎えに戻ってくる」と約束していたという。
のちに現地でデイドラの襲撃が発生。故郷にやって来た面影と共にデイドラを撃退するも、この時の姉妹救出が原因で三股していた事が発覚。三姉妹および姉妹の父親からは極めて冷ややかな目で見られることになった。
ラズも、流石にこの時ばかりはいつもの飄々さは無く、かなり焦っていた。
故郷は救えたが自分の名誉までは救えなかったようである。