概要
演:シルヴェスター・マッコイ
CV:野島昭生
動植物に心を割いている為、サルマンからは愚かだと見られており、白の会議の会談から省かれることもある。
しかし、極めて実直な性格である為、裏切りや謀とは無縁だともされている。ビヨルンも、ラダガストには心を開いている。
サルマンに欺かれ、ガンダルフをオルサンクの塔に誘い込む手引きをしてしまう。
しかし友である動物達に働きかけ、彼が逃げ出すきっかけを作り、結果的にサルマンの裏切りを知らしめる結果となった。
映画版の『ロード・オブ・ザ・リング』には出演していないが、原作ではオルサンクの塔からガンダルフを救出するためにグワイヒアを送ったのはラダガストであるとされる。
逆に、『The HOBBIT』シリーズでは、レゴラス共々、原作未登場ながら登場し活躍している。ナズグルの不意打ちを返り討ちにする程の実力を持つ。また、ロスゴベルのうさぎのソリを操ってオークとワーグを翻弄したり、ハリネズミのセバスチャンにかけられた死の呪いを解除したり、ガンダルフと遠隔で会話したりする場面もあった。
ラダガストの直属の上司はヤヴァンナ・ヴァナ姉妹であると推測され、ラダガストがイスタリになる推薦も彼女達から行われたと思われる。
なお、ラダガストや二名の青のイスタリ達がイスタリとしての任務に失敗したか否か、アマンに最終的に帰還したか否か、に関してはトールキン自身が後年に考えを改めている。