ラーデビル
らーでびる
CV/緒方賢一
OVA『ファイナルファンタジー』の黒幕である正体不明の怪人物。
数少ない描写から、その正体はFF5の舞台となっている『惑星R』以外の星よりやって来た異星人だと推測されるが詳細は不明である。
長きに渡り“宇宙の真理”を探し求めて宇宙を彷徨い、『惑星R』の衛星の1つである『黒い月』にて遂に探し求めていた“暗黒神デスギュノス”を見つけだし、自身がデスギュノスへと進化して宇宙を支配する野望を達成する為に暗躍。
デスギュノスを起動する為に必要不可欠な地・水・火のクリスタルの制御方法の知識を得るべく埋葬された直後のシドの墓を暴いて彼の脳髄を手に入れると、それを止めようとしたミドを殺害。
その後、暫く行方を眩ませていたが(おそらくその間に様々な下準備をしていたものと推測される)、それから200年後の世界において『黒い月』に本拠地を構えて遂に本格的に行動を起こし、世界各日に配下であるデス兵士たちを送り込み地・水・火のクリスタルを奪い、更に風のクリスタルを狙って体内にクリスタルを持つリナリーを執拗に付け狙う。
機械と人間が融合したかのような醜い容姿の怪老人で、動くことが出来ないのか常に巨大なロボット兵器=デスギュノスの頭頂部に座り続けており、口にはチューブのようなものを当てている(恐らくデスギュノスの残骸に自身の体を組み込んだためだと思われる)。
このため配下たちを操って暗躍し、必要な時は配下を通して声を出している。
なお、物語の終盤において遂に暗黒神デスギュノスへと進化を果たすが、それに変化していく場面がものすっっっっっごくおぞましいグロ表現(特に内蔵器官が増殖する所とか、とか‼)である為、初めて見る際は絶対にFF屈指のトラウマになる事間違いなしである(さらに本人はデスギュノスに変貌後、人間が醜いと言い切っているが、はっきり言って変化後のアンタの方が以前より醜くなっているので“あんたに言われる筋合いはない‼”)。
最終話にて主人公たち4人と死闘を演ずるが、リナリーの力(チョコボラッシュ)の前に身体を破壊され、崖下へと落下して行った。
……かに思われたが崖から上がって復活し、リナリーの背後から襲い掛かろうとする。しかし事前に察知していたプリッツに阻まれ、最期の激突を制したプリッツの一刀によって首を跳ね飛ばされ敗北。今度こそ爆発四散した。
ジェノバ:「宇宙から飛来した異星人」「最終形態が巨大な肉塊のバケモノ」など類似点がある。
セフィロス:「人間を醜いと憎悪する」「自分では動けないため配下を操って暗躍する」「神になることを目論む」「ジェノバの頭部を持ち去り、この一件で神になるための知識を知る」「神になるために必要な結晶を狙っている」「倒されたと思われたが最後に主人公と激突する」など類似点がある。
フェイト(クロノクロス):「最終形態が人間を組み込んだ巨大ロボットで自らを神と呼ぶ」「目的の過程で前作の研究者キャラを殺害する」「計画に必要なものを持つ主要人物を執拗に狙う」「最終目的は新たな存在への進化」など類似点がある。