CV:高橋広樹(PAPUWA)
電磁波を操る能力を持つ。
名前の由来は他の隊員同様画材から取られたとおもわれる。
チーム内では一番の若輩で、隊長をはじめ他の隊員からおちょくられたり「訓練」と称してトラウマレベルの手酷いパワハラを受けたり、挙句給料を勝手に賭け事に費やされたりと何かと酷い目に合わされていた過去がある。
元ヤンであるらしく好戦的で血気盛んだが、大のディズニー好きでもあり、パプワ島に上陸した際に出会ったエグチくんとナカムラくんと会話した際は人語を話す動物たちに感激していた。
その性格ゆえか、パプワ島と波長が合うようで、シンタローの体から弾き出されたジャンに憑依され彼の一時的な肉体の器とされてしまう。しかしその事件がきっかけでパプワ島の住人たちと行く決意が固まりガンマ団を辞め、パプワ島で新たな赤の秘石の番人となる。
続編『PAPUWA』ではメインキャラクターとして登場。本編では番人として、かつてのシンタローのようにパプワやチャッピーと同居しており、主夫業も板につき若干奥様くさくなっている。ただし初期のシンタローのように徹底して下っ端扱いされているわけではないようで、ときにはデザートを盾にパプワに自己主張する描写もある。突如覚醒し単身パプワ島に上陸したコタローを警戒しつつ、記憶喪失であることを良い事に「ロタロー」という偽名を吹き込み、新たな同居人として招き入れる。
その後、コタローを連れ戻そうとやって来たかつての同胞や心戦組などの新たな勢力と戦い(?)を繰り広げることになる。また、ガンマ団の総帥となったシンタローに対して堂々と意見を言う数少ない人物でもある。
アメリカ・テキサス州出身を自負しているが、アルバムの青年時代の写真が特攻服姿であったり、舞浜での記念写真が見つかったりと、信ぴょう性に乏しい。
(一応、父親は現役のアメリカ合衆国大統領だったりする)
ちなみにガンマ団に入った経緯は、ランドのマスコットの仕事に就くために不良チームを抜ける決意をするが、周囲の反発で抗争に発展し一人でチーム全員をノしていたところ、ランドで休日を満喫していたハーレムにスカウト(拉致)され、半ば強引に入団したらしい。
彼の存在はパプワの一族の出自や宿命などが判明していく中で欠かせない存在となっており、パプワ・シンタローに次ぐ第3の主人公的な立ち位置である。