CV:西原久美子
概要
正式名称は鬼壮士(きそうし)リトルミノス。
デビルゼウスにより生み出された究極のバイオミュータントであり、魔皇サラジンはそのプロトタイプにあたる。
第3話にて、マッド・バイオ・オーガンという培養カプセルの中で特別なバイオ溶液を浴び、高度な睡眠学習プログラムによって英才教育を施されている様子が描写されており、第5話で睡眠学習に飽き、自分でマッド・バイオ・オーガンを突き破って外に出たことで誕生。デビルゼウス曰く、自分からマッド・バイオ・オーガンを突き破ったのはリトルミノスが初めてのことでもあった。
究極のバイオミュータントなだけにその力はすさまじく、フェニックス達四戦士や悪魔軍幹部達でも単独では全く歯が立たないほどの強さを誇る。
非常に狡猾で残虐な性格である上に幼稚であるがゆえの情け容赦のない加虐心を併せ持っており、フェニックス一行との戦いも当初は「遊び」だとしか考えていなかった。
その我儘な性格から命令違反を何度も行っているがデビルゼウスからは他のどの悪魔よりも優秀であることを理由に大目に見られている。
攻撃技
魔力の檻
正式名称は不明。
第5話にて、フェニックス達との初対峙の際に使用。
魔力光弾のようなエネルギー弾を作り出して相手をその中に閉じ込め、リトルミノスの手元にある操作用のエネルギー弾を手で圧迫することで閉じ込めた相手を圧迫してダメージを与えることができる。
当初はフェニックス達と物別れして単独になったティキを閉じ込め、その救援の為に駆けつけて自分からエネルギー弾の中に入ったフェニックス共々弄んで圧し潰そうとするが、2人の初の合体技「龍鳳斬」によって破られる。
魔力光弾
正式名称は不明。
第24話にて使用。手の平の中でエネルギー弾を作り出し、大きなモーションで振りかぶって相手に投げ付ける技。
劇中では指弾のように指先でエネルギー弾を作り出している事例もある。
アクアンヌーンの兵士に対しては小さなエネルギー弾だけで圧倒していたが、フェニックス達を一気に始末する為に大きなエネルギー弾を作り出したりもしている。
指弾
正式名称は不明。
指先から細い光線を発射し、瞬時に対象を貫く。
魔力爆発
正式名称は不明。
体全体から魔力を放出して周囲を吹き飛ばす技。
第24話にて、フェニックスの消魔鳳凰斬で展開したバリアごと体を真っ二つに切断されたことに激昂して使用し、アクアンヌーンの船を大破させる。
技を放った後に「ボクを本気で怒らせるからさ」と発言している。
特殊技
サイコキネシス(超念力)
第24話にて使用。
相手を見定めて瞳孔を細めると相手の周囲に魔力が纏わりついて金縛りにかかってしまい、さらにリトルミノスが両手の拳を手招きするように動かすことで相手の体を自在に操る事ができる。
物理的に多少は抵抗することが可能なようで、操られていたフェニックスが力を籠めて体の動きを止めたところ一時的にリトルミノス側で操ることができなくなってしまい、リトルミノスが焦る描写がある。
リトルミノスのサイコキネシス自体は、天聖界を天地球にぶつける際にも使用できるほど強力なものである。
バリア
第24話で使用。
相手の攻撃を防ぐために展開する。
部分的に展開することが可能。フェニックスの攻撃を防ぐために体全体を包むように球形に展開していたが、消魔鳳凰斬によって打ち破られてしまう。
催眠術
第37話で使用。
目を光らせて念波を放ち、相手の意識を乗っ取ることができる。
天魔界に乗り込んだ際、駐在の悪魔軍兵士たちに自分に従うよう勧告するが従わずになおも抵抗しようとする兵士がいた為、その兵士を始末後、全ての駐在兵士に対して使用する。
野心
ミノスはザイクロイド・アノドの力を自らのものにすべく、フェニックス一行とデビルの共倒れを狙うようになり、そのためにフェニックス一行を助けたこともあった。
自身の牙を用いて、直属の部下・クイーンマジェスティとブラックナイトも誕生させる。
最終的にはアノドを復活させることに成功するもアノドに利用されていただけにすぎず、悲惨な目に遭うことに…
アノド・ミノス
ミノスにアノドが憑依・進化した姿。
ミノスの面影も理性も一切残っていないアメーバ型生命体だがアノドが憑依しただけにそのパワーは強大になっている。
フェニックス一行を圧倒しながらも合体技に一度は敗れながらも復活するが、スーパーゼウスとデビルの捨て身の行動で抑え込まれたところを4人の合体技で今度こそ倒された。
しかし、アノドが超聖神と同一である事が判明し、『スーパー』の世界は滅びる運命となってしまった。