リー・マーヴィン(1924年-1987年)はハリウッドの俳優である。ニューヨーク出身。元祖タフガイ。
概要
193cmの長身で強面の風貌を活かし、アクション映画を中心に活躍していた。
学生時代は素行の悪い不良で、いくつも学校を退学させられていたほどであった。
その後は海兵となるが、サイパンの戦いで負傷し除隊。
戦後はブロードウェイからハリウッドへ移り、俳優として活動を始めた。
戦争映画のほか、上述のように強面から悪役をメインにこなしていた。
ジョン・フォード監督の西部劇『リバティ・バランスを射った男』で主演で大スターのジョン・ウェインと渡り合う演技を見せつけた事によって、演技力を評価されるようになり、悪役のイメージを見事に払拭し、スターダムにのし上がった。
1965年に2役を演じたコメディ『キャット・バルー』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞を獲得した。