概要
バハマ諸島のブルーホールに棲むといわれる巨大な海の怪物で、伝承によると姿は半分タコ、半分サメという異形であるといわれている。
1894年にフロリダ州セントオーガスチンの海岸にうちあげられた謎の肉塊(グロブスター)が存在する証拠とされ、オクトパス・ギガンテウスという学名まで用意されたが、クジラの死骸であると結論づけられた。
しかし1957年になり、スミソニアン協会に保存されていた組織標本を再調査したところ、本当に頭足類のものであることがわかり騒ぎになったとUMAを紹介する書籍には記載されている。
肉塊を蛸のものだと仮定して逆算すると、体長は少なくとも20~30mあるといわれ、足の先まで入れると最大で60mになるという説もある。
ただし通常の蛸の寿命は1、2年程度なので、そこまで成長することは難しいという反論もある。