「 ついにアタシたちの出番だね! 一緒に跳ぼうか、月より高く! 」
「 一夜の夢? いいえ、違うわね。光も闇も…今は、ここに在るの 」
概要
ルミナスボーダーとは『アイドルマスターシンデレラガールズ』の小松伊吹と速水奏からなるデュオユニットである。ユニットが結成されるまでのコンビとしての期間が長く、「かないぶ」とも。
モバマスのイベントにおいては、2013年に開催された通算5回目のアイドルプロデュースとなる「バレンタイン編」の属性枠で共演。奏は特にジャンルを限定しない映画好きだが恋愛映画は苦手、逆に伊吹は恋愛映画好きという妙な符合もあって、初期からカップリングとして扱われているペアである。『シンデレラガールズ劇場』でも一度ならず共演し、気の置けない仲である様子も描かれている。
伊吹の方が2歳年上だが、奏が大人びているため伊吹は相方が年下だということをしばしば忘れてしまう。そしてそれが顔に出たところを奏に突っ込まれてさらに動揺することも多い。
総選挙の一環として行われたアイドル相互紹介企画では、2017年は奏が「魅惑的なアイドル」、2018年は伊吹が「恋愛映画を見せたいアイドル」でお互いの名前を挙げている。
ルミナスボーダーとして
2015年2月に奏がCDデビューを果たしてからは、奏はLiPPSやCAERULAとの声付き同士の絡みが増え、伊吹はフランメ・ルージュとの関係性が強化されていたが、2018年3月19日、「アイドルLIVEロワイヤル」のライバルユニットとして、[月夜のダンサー]伊吹と[ミッドナイトレイヴ]奏がユニット「ルミナスボーダー」として登場。バレンタインアイプロから5年、待望のユニット化に担当Pが喜びの声を上げたのは言うまでもない。
ふたりとも映画好きであり、映画は光の芸術である事もユニット名に関係しているのかも知れない。
さらには同年9月18日から開催されたロワイヤル「お月見SP」でも、初日のライバルユニットとして再登場。カットインを用いた新しい演出も相俟ってPを沸かせた。
「やっぱり、ラブロマンス!」という伊吹に対して「ミステリー、ホラー、ファンタジーもどう?」と言う奏。勝利すると「この後は映画鑑賞でもどうかな?」伊吹の誘いに「ちょうど、オススメしたい1本もあるし……」と二人で映画鑑賞に行ったようだ(ちなみにこの時期メガロドンと戦う大作サメ映画『MEG』が公開されていた)。
2019年7月9日に開催された第36回アイドルLIVEロワイヤル・第8ラウンド(7月16日)のゲストLIVEに出演。「夜の喧騒に浸るには、まだ早い」という奏の言葉から、登場は夕刻だろうか。本格的な夏を前に光り輝くイメージを持ってステージに臨んでおり、それぞれが挙げた輝きの比較対象(奏→ネオンライト、伊吹→花火)に人となりが滲んでいる。
踊ることへの衝動を口にする伊吹の「暗闇の中でも眩しく光って」という比喩的な表現からは、事あるごとに詩的な言い回しに走る相方の影響がそこはかとなく感じられる、かも。
その他
最近は伊吹の新カード追加時に奏に何かしらのイベントが発生している。
「フラワーフェアリーズ」時にはデレステで「ツインテールの風」イベントが開催され報酬化。
「パワフルフェスタ」追加の翌日は奏の誕生日である。
「お月見SP」での登場は奏のデレステでの「ミステリアスアイズ」イベント「Pretty Liar」開催を前日に控えていた。
そしてデレステSSR「フリースタイル☆ライフ」登場2日後にはモゲマスにてR「ストレートスピリット」吉岡沙紀の『劇場』で共演を果たした。伊吹が沙紀にスケボーを教えるかわりにボードのデザインをしてもらっているところにやって来た奏があれこれ喙を容れて遊びだす。
「なるほど……ちなみに伊吹ちゃんは乙女チックなのが好みだから」
「おい奏、勝手に決めるな!」
2020年3月25日に公開された『シンデレラヒストリー』速水奏編にて映画をテーマに二人の交流が描かれた。そして奏から伊吹に対する感情も……
2022年1月31日から開催された第64回ドリームLIVEフェスティバルの最終ラウンド(2月7日)では、イベントの主役を務める奏を煽るように、「Night Sky Light」から高峯のあ、「ルミナスボーダー」から伊吹が参戦し、デュオユニット「イルミナ・スカイ」としてデビューした。
両者とも、互いに「奏と似たところがある」と評しており、それぞれの特徴として伊吹は「意外と熱いところ」、のあは「同じ光を求める者」を挙げている。