概要
馬主は円谷プロダクションの親会社としても知られるフィールズの山本英俊会長。名前の由来は「人名」とのみ登録されている。(有力なのは調教師のエリー・ルルーシュ。ほかにもフランスの映画監督クロード・ルルーシュ、もしくはコードギアスのルルーシュ・ランペルージ)
体力勝負が苦手だったらしく2010年9月5日、札幌競馬場での2歳新馬戦でデビューして1着。2戦目の札幌2歳ステークス4着のあと休養に入り、3歳初戦の500万下条件戦で2勝目を挙げたが、再び休養に入る。
2010年に復帰し初戦3着。復帰2戦目の石和特別で3勝目を挙げた。
1600万下条件戦で1走ののち降級して江の島特別を勝ち、格上挑戦で出走の巴賞2着を経て臨んだ札幌日経オープンで、メイショウクオリアをおさえて2分38秒8のレコードタイムで勝利。2年ぶりの重賞出走となったオールカマーでは4着に終わったものの、続くアルゼンチン共和国杯では直線で抜け出して重賞初制覇を果たした。
その後は目黒記念2着、2013年のアルゼンチン共和国杯3着の成績を挙げるが徐々に勝てなくなっていき、プリンスオブウェールズステークス出走予定の僚馬・同馬主のスピルバーグの帯同馬としてイギリスに向かい、クイーンアンステークスに出走登録も回避。帰国後は3戦して二桁着順を積み重ね、2016年の阪急杯15着が最後の競馬となる。
当初は種牡馬入りが予定されていたが繁養相手が見つからず断念。現在は乗馬として世田谷の馬事公苑で繁養。2022年には中央競馬場にて誘導馬としてデビューを果たした。