概要
『機動警察パトレイバー』に登場するレイバーの内の一機種。
個人製作のハンドメイドカスタムレイバーである。
注)「機動警察パトレイバー」はメディアミックス作品の為、作中での描写、設定資料全集、ムック、雑誌によって設定の相違点が非常に多い事にご注意下さい。
データ
機体名 | レイバーX |
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制式名称 | なし |
開発メーカー | 祖父江モータース |
全高 | 7.86m |
全幅 | 4.51m |
全装備重量 | 5.42トン |
最大起重 | 1.2t |
最小回転半径 | 5.30m |
装甲材質 | 強化スチールFRP |
装備 | エア・マシンガン ナイフ |
主な乗員 | 祖父江 |
機体について
悪の巣窟特車二課第二小隊隊長後藤喜一に天誅を加えるべくついに完成!!精悍なボディ、そして古今東西の優秀なレイバーのパーツを集め長所を兼ね備えた究極のレイバー。
実際は・・・
元特車二課の元課長祖父江が営む自動車修理工場で作られた。様々なレイバーのジャンクパーツを寄せ集めて製作されたハンドメイドのカスタムレイバー。見た目は中世騎士風のなかなかかっこいいデザイン。しかし性能は悲惨でまともに歩くこともできないジャンクである。
レイバーのジャンクパーツの寄せ集めという設定通りに、胴体部は後ろから見るとクラブマンのものであることがわかる。他にも大将など4機種ほどのパーツが使われているらしいが判別はできない。
劇中における描写
TVアニメ版
第17話に登場。元は特車二課の課長だった祖父江がとにかくいろいろと後藤隊長に対して溜まった恨みを晴らすべく特車二課へ出撃。トレーラーから起き上がる時点で部品が落ち始め、数歩ほど歩く間に自壊してしまった。
小説版
小説版もジャンクから作ったハンドメイドレイバーだがアニメと違ってまともに出来上がっている。というかまともどころかイングラムに匹敵する強さがある。サバイバルゲーム用のAIが暴走しており、ただ暴れるだけのレイバー犯罪者と違って「戦闘」を行ってくる。
左肩にリモコンハンドがあり、ケーブルを伸ばして左脚のナイフを引き抜いて手に装備したり、地面に落ちた物を拾い上げれる。エア・マシンガン用の高圧ボンベを搭載。これが破損すると大爆発を起こす可能性があり非常に危険である。