概要
2020年12月に開催された展覧会「超勇者展」にて披露されたロボット。
サンライズ制作のロボットアニメ「勇者シリーズ」に関連する勇者の一体であり、かつてシリーズ20周年の際、大河原邦男がデザインした記念ロゴから変形する。巨大な翼と胸の十字のエンブレム、そして何よりゴルドランなどと同様に金色が大部分を占めるカラーリングが特徴。
デザインから10年の時を経てアニメーション設定も作成され、2020年4月1日に新番組として発表される予定であったが諸般の社会的事情から断念、2023年現在アニメなどのメディア作品には一切登場しない知る人ぞ知る幻の勇者となっている。
・・・という訳では勿論ない。
これはサンライズが2020年に実施する予定であった、勇者シリーズのエイプリルフール企画の一つであり、レイブレイバー以外にも「世界名作劇場」とコラボした「勇者エクスフランダー」なる企画(※)も、併せて公開される運びであったが、コロナ禍の影響でこれらの企画が実施に至らなかったために「超勇者展」にて初公開となった、という経緯がある。
このような素性ではあるものの、前述の通りデザインは大河原邦男が手掛け、さらにはアニメーション設定も勇者シリーズとは縁の深いまさひろやまねが手掛けるなど、エイプリルフール企画としてはかなり力の入ったものとなっている。「超勇者展」では他の勇者たちと併せてこのレイブレイバーのアクリルフィギュアやTシャツも、関連グッズの一つとして販売されたこともある。
(※ 勇者シリーズと世界名作劇場とのコラボ企画は、これ以前にも「勇者王ガオアライガー」が2017年のエイプリルフール企画として発表されており、2020年の企画時に制作されたPVにも、エクスフランダーと共に登場している)
そんなレイブレイバーであったが、漫画『勇者宇宙ソーグレーダー』にて宇宙管理局ブレイバーの長官としてまさかの登場を果たした。