「王者と悪魔、今ここに交わる」
「赤き竜の魂に触れ、天地創造の雄たけびをあげよ!」
「シンクロ召喚!現れよ!レベル10」
「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント!」
概要
『ザ・ダーク・イリュージョン』で登場する闇属性・ドラゴン族のシンクロモンスター。
スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンや琰魔竜王レッド・デーモン・カラミティと同様にチューナーを2体必要とする「ダブルチューニング」を召喚条件に持つ。
元々のステータスこそスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンとほぼ同等だが、あちらはカード効果による攻撃力の上昇の仕方が違う他、全体的な使い勝手も考えると別物と言える。
OCGカードテキスト
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000
チューナー2体+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント」の(1)(2)の効果は
それぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズ1に発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
このターン、このカード以外の自分のモンスターは攻撃できない。
(2):バトルフェイズに魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を500アップする。
解説
ETCOで登場した「クリムゾン・リゾネーター」の効果でこのカードも随分出しやすくなった。
レッド・デーモンデッキでは能動的に使える魔法罠破壊要員は貴重でありアド差が深刻な場合には「スカーレッド・レイン」や「レッド・リブート」を併用してでも(1)を通す価値はあるだろう。
アニメでの活躍
『遊戯王ARC-V』でジャック・アトラスが使用する切り札のモンスター。
OCG版と違って召喚の制限はなく、シンクロ召喚以外の特殊召喚にも対応している。
効果も破壊効果にはデメリットが無く、魔法・罠カードの効果無効の効果にも回数制限が無かった。
初登場は榊遊矢との再戦となるフレンドシップカップ決勝戦。
決勝戦では不動遊星を髣髴とさせるデュエルで、ダブルチューニングでレッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントとなったのだが、ダブルチューニングの際に背景に一瞬遊戯王5D'sの「赤き竜」がまさかの登場をし、おそらく5D'sファンへのファンサービスだったと思われる。
ちなみにレッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント初登場の次の週に、5D'sのキャラクターが(台詞有りのキャラもいたが)台詞無しで一瞬登場していた。
攻撃名は「獄炎のクリムゾンヘルタイド」、効果名は「アブソリュート・パワー・インフェルノ」。
関連タグ
ジャック・アトラス レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト
「レッド・デーモン」モンスター
効果モンスター
シンクロモンスター
- 琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル
- レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント