レートー
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れーとー
ギリシャ神話に登場する女神の一柱。
ギリシャ神話に登場する女神の一柱。長母音を省略してレトとも表記される。
ティタン神族のコイオスと光明神ポイベーの娘で、星の女神・アステリアとは姉妹の関係とされる。
黒衣を纏った女性で、神々の中で最も優しく慎み深い性格をしており(ただし怒る時は怒る)、後に彼女に恋心を抱き、鶉の姿に化身したゼウスとの間に太陽神・アポロンと月の女神・アルテミスを儲けた為、ゼウスの正妻・ヘラの激しい嫉妬を買ってしまったとされている。この為、二神を生む際には相当難儀したようで、苦難の末にオルテュギアー島(現在のデロス島)で二神を生み出している。
なお、出産できる場所を求めて旅をしていた際に、リュキアで池の水を飲もうとした所、村人に邪魔をされたので彼らをカエルに変えてしまったという逸話も残っている。
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