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概要編集

「ロジカルハラスメント」「ロジハラ」とも言われる。

分かりやすく言うと、正論を盾に相手に対して高圧的に接して追い詰める行為である。

最も有名なのが会社の上司が部下を指導するときだろう。

会社の上司は部下を正しく導かなければならないので、時として正論を交えて厳しく指導していかなければならないことがある。これ自体は間違っていないのだが、問題はその上司が厳しく指導することと、高圧的に接して言うことをきかせることをはき違えていることである。これにより指導を受けた部下は、何とかしてミスを取り戻そうとするのだが上司への恐怖により思うようにうまくいかずむしろミスがひどくなってしまうという悪循環に陥ってしまう。しかも、正論をまじえての指導なので部下は「自分が悪いんだ」、「誰かに相談するのは間違っているんだ」と思い込んでしまい一人で思いつめてしまい中々負のスパイラルから抜け出せなくなってしまうのだ(特に真面目な性格の人ほどこうなりやすい)。こうなってしまうと良くて退職、最悪の場合は自殺や上司を殺害してしまうということにもなりうる。

このハラスメントの一番厄介なところは、ハラスメントを行っている側の言っている内容自体が正論であるため、受けた側は何もできずじまいに陥りやすいところ、そして上司は良かれと思ってやっているのでハラスメントの自覚がないことである。


対策編集

もし、ロジハラにあっているなと思った時は以下の対策をしておくといいだろう。

  • その上司と距離をとる
  • ロジハラであると本人にはっきりと言う
  • 人事部やロジハラ上司の直属の上司に相談する 等を行おう。

また、その対策を行うために日頃のロジハラ上司の言動を録音しておくとなお良い。

そして、一番重要なのが、一人で抱え込まないことである。「正論で注意されたから相談するのは甘えなんだ」とは決して思わないように。確かに正論の注意を受け取ることは大切だが、だからと言ってそれが理由でハラスメントまで受け入れて自分の心や尊厳を壊してしまったらそれこそ本末転倒である。(もっとも、これはハラスメント全体に言えることであるが‥。)


関連タグ編集

ハラスメント パワハラ 悪意のない悪意 いじめ 正論責め 正論パンチ


自殺 殺害…最悪こうなってしまう。

何が事前に相談だ!…ロジハラを受けている人の本音の一つがこれ。

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