CV:松本保典
概要
ウィズワルドの魔法研究所の所長で、ウィズワルドの国全体の代表者。エマの弟子のひとりでエルヴィスの兄弟子。赤魔道士のアスタリスク所持者。
妻リリーとの間の娘アモナを失った後、暗示をかけられて研究所に引き籠もって何かの研究に没頭していた。
アモナ
事故により10歳でこの世を去ったグレナデン夫妻の一人娘。ロディ・リリー・ガラハードの三人はアモナの非業の死の無念による心の隙を何者かに利用される事となる。
…だが、アモナの死因は不幸にも起きた事故ではなく夫妻とガラハードそしてエルヴィスをも戦慄させた、仕組まれた凶悪かつ残酷な罠で殺された事が判明する。
人物
元来、生真面目すぎる性格で、根を詰めてしまいやすい。その為に無理をして倒れる事もしょっちゅうらしく、リリーを始めとしたウィズワルドの住民達から心配されている。彼の師であるエマ曰く「エルヴィスの性格と足すとちょうどいいバランスになる」とのこと。師弟時代は物語時点よりもさらに働き者で、研究に没頭しすぎる点を見かねた師匠は彼に「休息をとる事」を課題とした。
それでも彼が本当に休むかどうか懸念してリリーが都度、様子見という名の監視をしていたというのは彼の生真面目さがどれだけ凄まじいかがわかると同時に、二人の馴れ初めエピソードの一つとしてあげられる。
赤魔道士のアスタリスク
黒魔道士と白魔道士両方の魔法をある程度使える、というのが従来の赤魔道士のスタイルだが、本作では攻撃魔法は土と風の二属性(属性以外の性能は黒魔道士の攻撃魔法と同じ)、回復魔法は単体のみかつ回復量が固定値と、黒白の魔道士に対する明確な差別化がなされている。更にジョブ特性1「異常まく者」により、攻撃魔法の属性に応じた状態異常を同時に付与できるのも特徴(ただし確率はあまり高くない)。
実は魔法系ジョブでありながら魔法攻撃力は並よりも低く、そのままでは魔法攻撃役として若干頼りないが、ジョブLvが12になりジョブ特性2が解禁されると一転。その特性は赤魔道士の目玉アビリティとしてお馴染みの「連続魔」で、消費MPは据え置きで魔法が自動的に2回発動するという強力なもの。これによりステータスの低さを補って余りある活躍が見込めるようになる。
ちなみに回復魔法の「ヒーラ」「ラヒーラ」はFF1の白魔法では全体回復だった。
余談
劇中ではロディを先に正気に戻すか、リリーを先に正気に戻すかで夫妻のイベントは二人目で変化が起きる。
ウィズワルドでの事件の際、ロディ・リリー・ガラハードがNPCになるが、この時点でNPC含めた形では大所帯になる。
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