概要
パルス国の大将軍(エーラーン)を務めるアンドラゴラス三世の腹心で、ダリューンの伯父。
高齢ではあるが剣術に長け、アルスラーンの剣術指南役や教育係も務め、アルスラーンの今後を案じていた。
甥のダリューンには親代わりのように、時に厳しくも接していた。
第一次アトロパテネ会戦でのパルスの敗北で、アンドラゴラスとともに敗走するも、待ち伏せていたヒルメスの部隊の攻撃を受け、手傷を負いながら抵抗したが、ヒルメスの前に敗れた。アニメでは老将でありながらの強い描写に、『風の谷のナウシカ』のユパを思わせる無双ぶりとの評判。
アルスラーンの出生の秘密を知る数少ない人物であり、その上でアルスラーンをパルスの王太子として支え、アトロパテネ会戦の直前にダリューンにアルスラーン個人への忠誠を誓わせ、彼にアルスラーンを託した。