プロフィール
種族 | 人間→悪魔族(デーモン)/下位悪魔(レッサーデーモン)→上位悪魔(グレーターデーモン)上位魔将(アークデーモン)→悪魔公(デーモンロード) |
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所属 | 魔国連邦 |
称号 | 原初の黒の眷属、転生者 |
魔法 | 不明 |
能力 | ユニークスキル「分割者」、「統合者」、「再生者」 |
概要
原初の黒ことディアブロの眷属である悪魔。
配下を探しに悪魔界に向かったディアブロに挑みボコボコにされるも、何度も何度も繰り返し挑戦したため、ディアブロに気に入られて眷属となることを許された。
人物
悪魔だが、人間のように常識的な考え方をする珍しい存在。
しかし一方で、蛇を模したピアス、無骨な腕時計、髑髏の指輪を着けており、服装は毒々しい紫のシャツ、トゲ付きの革ジャンにパンクファッションと、性格とは似て似つかない格好をしている。
経歴
実は元人間の転生者。
自身の名前は覚えておらず、前世の記憶が微かに残っている程度ではあるが、元人間だったということは認識している。
本人曰く、孤児だという理由で学校でいつも馬鹿にされており、馬鹿にされないために暴力で他人を支配していた結果、抗争相手に刺されて死亡したらしい。
その際に、切られて刺されたトラウマからユニークスキル「分割者」を獲得したのち、悪魔界にて下位悪魔として転生する。
転生してからしばらくは戦闘行為に明け暮れ、同じ悪魔を見つけ次第に破壊していた。
そしていつしか仲間は100人に達し、周辺一体を縄張るようになっていた頃、自分が上位悪魔へと進化していることに気づき、更に新たにユニークスキル「統合者」を獲得したことで自分は無敵だと思うようになる。
そんなある時、悪魔界へ現れたディアブロに喧嘩を売るもあっけなく敗北し、その怒りからユニークスキル「再生者」に目覚める。
その後もディアブロにボコボコにされ続けるが、何度も何度も挑んだことでその不屈の精神をディアブロに気に入られ、強制的に眷属にさせられてしまう。
そして悪魔三人娘らと共にリムルの元へ連行され、『ヴェノム』と名付けられ肉体を得たことで上位魔将に進化する。
強さ
まだ生まれて100年しか経験を積んでいない現代種であり、原初に従う従者の中では最弱。
ユニークスキル「分割者」
権能は「分割」と「分断」。
このスキルを利用した「分割の波動」という技がある。
ユニークスキル「統合者」
権能は「統合」。
ユニークスキル「分割者」で分割した敵を統合することも可能。
ユニークスキル「再生者」
権能は「再生」。
一瞬にして精神体を再生することが可能。
滅殺分断破(ドゥームエネミー)
漆黒に染まり、長く伸びた両手の爪に「分割の波動」を纏わせて繰り出す攻撃。
活躍
「勇者覚醒編」
ディアブロと共に神聖法皇国ルベリオスの音楽交流会に同行。
ロッゾ一族による反乱が始まると、大聖堂にて子供たちを死守するように命じられる。
グランベルがクロエに向けて崩魔霊子突(メルトストライク)を放つと、ヒナタの次に線上に入り、胸に大穴を開けながらも攻撃の速度を緩ませ、リムルの到着に間に合わせた。
「竜魔激突編」
地下迷宮攻防戦の論功式でディアブロが覚醒進化すると、祝福を受け取り男爵級の悪魔公に進化する。
リムルとディアブロ達が東の帝国向かった間、マサユキの護衛兼、万が一マサユキが裏切り者であった場合の監視を命じられる。
「遊戯終了編」
迷宮の外でリムルがヴェルドラ、ヴェルグリンドの相手をしている頃、迷宮内に「三妖帥」とその配下が攻め込んで来たため、急いでマサユキを安全な七十階層に連れて行こうとしたが、移動中に「三妖帥」のコルヌと対峙してしまい戦闘になる。
存在値が自身の7倍以上あるコルヌに苦戦していたが、そこへミニッツ、カリギュリオ、ルベリオスから派遣されていた超克者3人が現れ、マサユキを逃がす為に時間稼ぎを行う。
しかしそこへマサユキが戻ってきた瞬間にヴェルグリンドが次元跳躍現れ、コルヌを撃破してくれたことで難を逃れる。
魔国連邦が戦争に勝利し、マサユキが東の帝国の新皇帝になることが決まると、引き続き護衛として帝国へ移動する。
「王都騒乱編」
天魔大戦が始まると、イングラシア王国防衛戦に参戦するためにマサユキに同行する。
そこでアリオスと対峙し、マサユキの究極能力「英雄之王」の権能「幸運領域」によって強化され、バーニィ、ジウ、ミニッツらと連携しながら格上のアリオス相手に時間を稼ぐことに成功。