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一総

かずそう

アニメ『蒼穹のファフナー』の真壁一騎×皆城総士のカップリング。
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概要編集

アニメ『蒼穹のファフナー』の真壁一騎×皆城総士のカップリング。

同じ島で生まれ育ち、物心がつく前からそばにいた幼馴染にして親友。アニメ2期公式サイトでは「絶対的な信頼」と説明されている他、公式で「ピュアラブ」と言及されたこともある。



『 飛べるさ、俺とお前なら。そうだろ 』





1期編集

幼い頃に起きた事件で二人は中学まで互いの気持ちがすれ違ったままだった。

「あいつが見ているものを俺も見たい」という思いが芽生え、一騎は島を出ることを決めた。しかしそこで総士の言っていたこと見ていたものを目の当たりにし、彼の過去を見ることで一騎は総士のことを真の意味で理解することが出来た。また、総士に代わって一騎を迎えに行った真矢と溝口の会話では「本当に来て欲しい人は私じゃない」という切ない台詞もある。

和解後には、風呂場ではしゃいだり祭りにも一緒に行ったりと年相応な面が見られるようになった。


物語後半、敵の側へと攫われた総士を救出する一騎だったが、「いつか必ず帰る。お前のいる場所に」と最後の言葉を告げ、やがて結晶と化して砕け散ってしまう。一騎の涙と悲痛な叫びが空に響き渡った。



ドラマCD編集

ドラマCDも本編に沿ったシリアスなものになっており、総士を神様だと思っていることが分かる台詞や、総士を失った絶望感と自分の身体に迫る負荷とで焦燥に駆られ父親に怒りをぶつけてしまうシーンがあった。



HEAVEN AND EARTH(劇場版)編集

1期から約2年後の物語となっている。一騎はこの間まで無意識下に総士とクロッシング状態にあったとされる。クロッシングの中で総士(精神体)は「お前のいる場所へ帰る、必ず」と背後から抱きしめ、それに対し一騎は「待っている、俺はずっと」と答えた。敵が襲来したのを総士が帰ってきたと思った一騎は再び機体に乗りいち早く出撃したものの、彼ではなくフェストゥムだったことに怒りを顕にする。

交渉相手である来主操との戦いと交渉を終え島の平和を取り戻し、さらに同化現象により失っていた視力をも取り戻した一騎の瞳に映ったのは約束を果たした皆城総士だった。総士は自分の帰る場所である島を守ってくれたことに感謝し、また一騎も再び瞳に映し出すことが出来た総士の姿に涙し、固く手を取り合った。


劇場版のイメージソングであるangelaの『FORTUNES』は総士を失った時期の一騎の心情を歌ったものになっている。また、主題歌である同じくangelaの『蒼穹』は総士が語りかけるような歌詞になっており、前者のブラッシュアップ版だと語られた。


また公式ビジュアルでは、総士にしがみつく一騎と、それを受け止める総士のイラストが描かれている。また別のイラストでは目を閉じている総士の肩を穏やかな表情で抱く一騎が描かれた。


EXODUS(二期)編集

劇場版から2年半後の物語。1話「来訪者」は、総士の遺言から話が始まる。

1話から楽園で仲睦まじい19歳の二人の様子が見られる。長尺版では楽園の厨房で温度計や様々な実験器具を使いつつ「皆城シチュー」を作るシーンがある。「想定より二度も高い、修正が必要だ」と眼鏡を曇らせながら言う総士に、愛情のこもった声で「お前って、ホントに不器用だな」と言う一騎のシーンは必見。

3話「対話の代償」ではマカベ因子のことに心を悩ませた一騎が、心の癒やしを求めるかのように総士の元に行き、「出前」をするシーンがある。その後、浜辺で語り合う二人の姿はまるで恋人同士のように見える。

6話「祝福のとき」で皆城織姫に、二人でファフナーに乗りエリア・シュリーナガルに行くように命じられる。総士に「お前が行くなら俺も行く」と言う一騎のセリフに、総士への強い盲目的信頼を感じさせる。

同6話で一騎は総士の左目が既に視えていることを知る。二人でザインとニヒトを起動し、シュリーナガルへ飛ぶ。

9話「英雄二人」で初のツインドッグでの戦闘を行う。

その後は壊滅したシュリーナガルの難民を移動させるために、竜宮島のファフナーパイロットとして戦う。


18話「罪を重ねて」では「仕方ない!散髪というものを教えよう」と、一騎の髪を切る総士が見られる。「5mmの誤差か…修正が必要だ」と真面目な顔で言う総士に「お前ってほんと、不器用だなあ」と返し、幸せそうに微笑む一騎に総士への深い愛情を感じさせる。(このシーンは後の冲方氏に「グルーミング」と語られている)

同18話で、人類軍のスパイに銃殺されそうになった一騎を身を挺して庇おうとする総士のシーンがある。

21話「目覚めの時」では、アザゼル型「アビエイター」を倒すためマークザインを駆る一騎の「行け、総士!こいつは俺がやる!」という叫びに、「頼むどころか命令か?」と言いつつ微笑む総士に、二人の関係の進展を感じさせる。

22話「憎しみの記憶」では、同化現象で片腕を失ってもアビエイターのコアを滅ぼそうとする一騎に「一騎よせ、一騎ッ!一騎ィィィーーーッ!!!」と叫ぶ総士が見られる。

その後24話「第三アルヴィス」にて一騎は「生と死の循環を超える命」を得る。その後25話「蒼穹作戦」にて、目覚めた一騎を見て一瞬目を見開いたあと微笑む総士と、「お前が選んだ道を、俺も選ぶよ」と総士に語る一騎のシーンがある。

同話でEXODUSの各話のラストに流れていたモノローグが、この回で総士が転生した「皆城総士」に宛て、マークニヒトに録音したものであることが明かされる。

26話「竜宮島」で、アザゼル型ベイグラントを倒した後、総士が生存限界に到達し、結晶化する。「存在と無の地平線」の中で、一騎と総士は最期の言葉を交わす。「僕は今度こそ地平線を超えるだろう、無の存在の調和を、未来へ託して…」と微笑む総士に、一騎は「待て、総士、俺も…!」と縋り付く。「未来へ導け、一騎。そして、互いの祝福の彼方で逢おう、何度でも…」と微笑む総士に、「ああ、必ず…」と一騎は返し、総士が地平線の向こうに消えるのを見守る。


この時総士の砕けたマークニヒトの中に、総士の生まれ変わった赤子が産まれている。名付け親は不明だが「皆城総士」と名付けられ、一騎に育てられている。→こそうし

最終話のラスト、手を繋ぎ歩く一騎と小さな総士のシーンの後に、「君は知るだろう、苦しみに満ちた生でも存在を選ぶ心…それが僕らを、出会わせるのだと。世界の祝福と共に僕らは出会い続け、まだ見ぬ故郷に還り続ける。何度でも…」と、一騎と総士の永遠の出会いを示唆させる総士のモノローグで終わる。





その他コンテンツ等編集

スーパーロボット大戦UX編集

様々な作品とクロスオーバーしながら1期~劇場版までの物語が忠実に描かれている。

終盤では二人の女子にアプローチを受けるも、意図に気付かずに総士も誘い出してしまう恋愛に疎い一騎が見られる。




また本編の総士との和解後、すれ違いの反動からか過剰な程に総士に信頼を寄せる一騎の行動や言動があったことから、この頃の一騎の総士への依存ぶりをファンから「総士病」などと揶揄されることもあった。






関連イラスト編集

春コミの新刊になったらいいなかずそう


関連タグ編集

蒼穹のファフナー 真壁一騎 皆城総士 蒼穹のファフナーのグループ・カップリング一覧

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