概要
アニメ『蒼穹のファフナー』で羽佐間容子の娘である姉の羽佐間翔子と1つ下の妹のカノン・メンフィス(後に羽佐間カノンに改姓)の組み合わせ。
2人とも養女なので血の繋がりはなく国籍も異なるが、片思いの相手は一緒。
翔子は1期前半で戦死しているため、カノンは写真でしか義姉を知らず、本編では実現できないはずの組み合わせだった。しかし、続編『EXODUS』で「竜宮島はいなくなった者を忘れない」ということを象徴するゴルディアス結晶および島のミールにより、いなくなった者の姿が映し出される演出がなされるようになる。姉妹ともに遺体の残らない最期を迎えているが、存在の情報は島に記憶され、同シリーズ21話及び24話では帰還した春日井甲洋の前に無言で並ぶ2人が現れた。
更に24話では真壁一騎が2人の姿をした竜宮島ミールの祝福を授かり、その証である桔梗と思しき花を翔子から受け取った。26話において敵に竜宮島ミールと一騎の調和を消されかけた時も、再び2人の姿が現れ、苦しむ一騎を守った。
スーパーロボット大戦シリーズでは条件次第で翔子が生存するため二人を対面させることができる。
スパロボKではカノン側に援護台詞がある程度で目立った絡みはないのだが、スパロボUXでは原作での18~20話に相当する時期にとんでもない経緯で翔子が生還するため、二人が徐々に絆を深めてゆき本当の姉妹となる様子を見ることができる。
余談
『EXODUS』でカノンがいなくなった17話の放送から3日後、翔子の中の人が亡くなっていたことが知らされた。
EXODUS24話の台本には、カノンだけでなく翔子のセリフもあったことがウォルター・バーゲスト役置鮎龍太郎さんから示されている。また、24話で「誰もがいつか行くところ」へ行くバスの車内、ウォルターの隣の席に座っていたのは松来未祐さん(本名:松木美愛子(みえこ))である。
彼女の生きた証は確かにこの世界に残っている。