概要
太平洋戦争において活躍した旧日本海軍の第一航空戦隊(一航戦)、ならびにブラウザゲーム『艦隊これくしょん』において登場する赤城、加賀両名の気概・矜持を表わした言葉である。
太平洋戦争開戦当時の一航戦の練度は、当時の世界水準を大きく上回る日本海軍の航空戦隊の中でも突出して高かった。
例を挙げるならば、一航戦、二航戦、五航戦の共同作戦となったセイロン沖海戦での戦果がわかりやすい。
英空母ハーミーズをはじめとする多数の艦艇に対し爆撃を敢行したのだが、この際の命中率は以下の通り。
艦名 | 投下数 | 命中数 | 命中率 |
---|---|---|---|
赤城 | 16 | 16 | 100% |
蒼龍 | 18 | 11 | 61% |
飛龍 | 18 | 13 | 72% |
翔鶴 | 18 | 13 | 72% |
瑞鶴 | 14 | 13 | 92% |
※
1:赤城の艦爆隊は17機が出撃しているが、一機が投下不能となっている。
2:加賀は当時本土にいて参加していない為、比較できるスコアはない。
当時、急降下爆撃の命中率は25%程度というのが世界水準であった中で、最低スコアの蒼龍でさえその倍以上の数値を平然と叩き出している時点ですさまじいが、全弾命中というスコアは驚嘆の一言である。
また、空中戦におけるキルレシオも10:1とさえ言われており、「ゼロファイターとは決してドッグファイトするな」という米軍内での警告はあまりにも有名である。
このような、日本海軍航空部隊の全盛期、そのトップエースを担っていた一航戦の「誇り」を感じさせる、勇壮なイラストにつけられるタグである。
また、これから転じて捨ててしまいたい方の「ホコリ」については、一航戦の埃を参照されたし。
・・・と言うより、pixivにおいてはあまりにもこちらが定着し過ぎている為、「きれいな赤城」の意味を込めて本タグが使用されているのでは無いかと思われる。