『SMガールズ セイバーマリオネット』に登場する回路。結果的にではあるが『SMガールズ』と同じ2文字アルファベットシリーズに属する『VS騎士ラムネ&40炎』でも登場する。
概要
女性のいなかった植民惑星テラツーで人間の女性の代わりに作られたアンドロイド、通称「マリオネット」に付属する特殊な回路。
マリオネットに「心」を与えるのに必要なもので、与えられた経験を元に「成長」し「人を好きになる」事で自らの性能を倍加する機能を持つ。だがテラツーでは「性能を倍加する」という付加機能のみばかりが着目され、本来の「心を与える」機能の方こそが「意味の無い余計な機能(ぶっちゃけシュミのための余技)」と捉えられる事が多い。そのため究極の増幅機械(アクセラレータ・マシン)とも呼称される事がある。
元ネタはおそらくオートメーション回路だろうと指摘される事があるが、実はセイバーマリオネットシリーズのオマージュ元のひとつが『人造人間キカイダー』である事から良心回路ジェミニィこそが元ネタだと言われる。(ちなみにジェミニィの元ネタはピノキオのコオロギであるジミニー)
形状
外形の形状から「心臓型」と「機械型」がある。テレビアニメの影響により機械型(メイン画像もコレ)の方が有名だが、原作の乙女回路は心臓型である。
心臓型乙女回路
『セイバーマリオネットR』や小説(原作)の『セイバーマリオネットJ』に登場する乙女回路。人間の心臓を模した形状をしており、位置も何もかも人間のそれと同じで、実際に拍動もする。『VS騎士ラムネ&40炎』に登場する乙女回路Xも、このタイプ。
機械型乙女回路
テレビアニメ版の『セイバーマリオネットJ』に登場する乙女回路。体内胸部のホールド台座にしっかりと固定されており、拍動はRED点滅やインジケーター出力表示で表現される。のち『JtoX』からの設定を受け継いでいる『セイバーマリオネットi』においても登場している。
応用
現実あるいはフィクションにおいて、乙女の心を持つ人(男女問わず)にも使われたりする。