説明
仁和年間に開創したことからこの名前となった。
宇多天皇が出家して住まいとしたことから御室御所とも呼ばれる。
幾度と戦火に巻き込まれたが、後に紫宸殿や清涼殿を移築して伽藍を再興していった。
なお境内にある御殿は1914年竣工と比較的新しい。
五重塔と金堂が国宝に指定され、1994年には古都京都の文化財の1つとして世界遺産に指定された。
桜の名所としても有名で、御室の桜は樹木の低さと遅咲きで知られている。
徒然草の五十二段と五十三段に登場する仁和寺の法師は、教科書にもとりあげられるほどである。