概要
CV:野島裕史
介旅初矢とは、『とある科学の超電磁砲』のキャラクター。
幻想御手(レベルアッパー)を使う一人で、異能力者(レベル2)。幻想御手を使った効果でレベル4相当まで一時的に能力が上がっていた。
日常的に不良達からカツアゲや暴力を振るわれるなどのいじめを受けていた学生。いじめられるのは、対応できない風紀委員のせいだと考え爆破事件を起こして風紀委員を狙った。だからといって無差別に風紀委員を狙い続けて爆発を起こすのは流石に擁護不可能だろう。
初春飾利を狙った際には何も知らない子供にカエルのぬいぐるみに模した爆弾を持たせてそれを初春に渡すよう指示して爆発を起こすなど卑劣な手段まで用いたが、爆発による被害そのものは上条当麻の幻想殺しによって最小限に抑えられ、最後は路地裏で御坂美琴に確保され、御用となった。
その後、幻想御手を使った副作用で昏睡状態に陥るが美琴達の活躍で救われた。
余談
アニメ版第6話Cパートにおいて、介旅の爆撃で風紀委員のモブ男子生徒が負傷するシーンがあるが、これは巻き込まれた女子生徒を庇ったためである。ちなみに、これがきっかけで両者は恋仲になったらしく、コミカライズ版の絶対能力進化実験編にはデートする両者が描かれた1コマがある。
要するに介旅は、逆恨み対象の恋を成就させるキューピッドを演じさせられたのである。無論介旅は知る由もないが、もしこのことを知ったら彼の胸中は心底穏やかではいられないだろう。当人は命を落としかけた挙句、レベルアッパーによる力も失われたのだから。まさしく弱り目に祟り目である。