概要
ドラゴンクエストモンスターズに登場するキャラクターの区分。
初代『テリーのワンダーランド』と『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』、及びそれらのリメイク・移植作品に登場するモンスターの使い手たち(モンスターマスター)。
それぞれの物語の舞台となるタイジュの国・マルタの国以外の国の出身者で、旅の扉内やフィールド上を冒険しているとたまに現れる。ただモブキャラ故なのか、名も名乗らないしどこの国の出身なのかも不明。
一応、『テリワン3D』に登場するジュヒョウの国の魔戦士の皆様も他国マスターである。
スカウトのすすめ
普通、相手マスターが連れているモンスターはスカウトができないのだが、他国マスターの場合はそれができてしまう。流石に野生モンスターに比べれば成功率は低いが、おとがめもないし、モンスター自体がレア物だったりするのでジャンジャン引き抜こう。
ちなみに初代では「モンスターマスターの中にはモンスターに好かれていないヤツがいるんだ。そういうヤツのモンスターは肉をやって機嫌を取れば仲間になるかもな」と遠回しに推奨している。
なおどの作品であってもこちらのモンスターが引き抜かれるということはないので安心。
類似キャラクター
ライバルマスター
『ジョーカー』に登場。
主人公と「ジョーカーGP」に参加していたマスターたちが相手で、島によって誰が出現するのか・手持ちの顔ぶれが何かは異なる。
時々スカウトを仕掛けてくるが、こちらと違って絶対に失敗するように設定されている。
味方サイドが「いかり」状態でテンションを上げる光景はこの作品でしか見れない。
※「いかり」:スカウト失敗時に敵モンスターが怒ってそれ以上スカウトを受け付けなくなる事がある。発生の回避・解除はできず、あきらめて倒すしかない。
おたずね者マスター
各地で悪事を働くマスターで、『マルタのふしぎな鍵』にのみ登場。
バトルに勝って突き出せばそいつの懸賞金を受け取れる。ちなみに通常の他国マスターと違いスカウトは不可。
リメイク版の『イルルカ』には登場しないが、錬金カギ(プレイヤーが任意で作れる不思議なカギの俗称)に登場する他国マスターがこの要素に近く、スカウトできない代わりに勝てば報酬がある。まあ普通の他国マスターにも報酬があるため、旨味は薄いが。
マスター・ノチョーラ
『ジョーカー3』で登場した種族・ノチョーラのマスター。
正確には「他国」マスターではないが、スカウト可能で勝つと報酬がある点でその要素を引き継いでいる。
ゴルッテ
通称GJ(「ゴルッテじいさん」の略)。
スカウトできないので判定勝ちを狙えない上にかなりの強さで、最低でもエスタークを10ターン以内で難なく倒せるくらいのパーティは要る。
スカウトできない代わりにゴールデンゴーレムやキングレオなどを貰えるが、これが労力に見合うかはプレイスタイルによる。
関連タグ
モブトレーナー…他社のRPGにおける類似存在。ただしこっちは相手モンスターを捕まえることはできない(ボールは投げられるが、「トレーナーにボールを弾かれた!ひとのものをとったらどろぼう!とシステムメッセージで咎められる。なおアニメ版ではボールから発せられる光をポケモン自体が弾くという演出)