概要
『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の主人公東方仗助と第6部の主人公空条徐倫のカップリング。
原作における2人
登場する部が異なるので接点は全くない。
ただ、作中の徐倫の台詞を読む限りでは、第4部開始時点で、彼女の父親である空条承太郎は既にアメリカ人女性と結婚しており、徐倫も生まれていたようだ。
余談
血縁関係上、仗助と徐倫は大叔父と大姪の関係にある。
年齢は、第4部では仗助は15~16歳、徐倫は7歳程度だったと思われ、
第6部開始時点で徐倫は19歳、仗助は推定で28~29歳である。
pixivにおける仗助と徐倫
残念ながら、2人だけを描いたイラストはそこまで多いとは言えないのが現状。
仗助は作中では結構女子からモテモテだったのだが、あまり興味のなさそうな雰囲気であった(加えて、もともと純愛主義であり、ナンパの類いはできないとのこと)。普段も億泰や康一と一緒にいるシーンが多く、女性と絡むシーンはさほど多くはない。
対する徐倫も既に求婚者がおり、そっちの方で盛り上がってしまっているので、ある意味付け入る隙がない。
また、冒頭でも述べたように両者に全くと言っていいほど接点がないのもコンビを組ませづらい原因かもしれない。
2人ともヤンキー系の格好をしているため、実際に組ませてみると結構絵になるのだが…。
無駄ァな考察
pixivでは仗助がオラ親子またはようじょりーんとツーショットになっている絵もちらほら見かけられる。
20世紀の構造主義の巨人、レヴィ=ストロース(1908~2009)の主張に寄れば、父親と母方の叔父の関係性は、相反する態をとる、とされている。
即ち、父子の関係が強ければ叔父との間柄は疎遠あるいは対立に陥り、逆に、父子の間柄か緊張すれば叔父との関係は親密になるとされる。承太郎にとっては仗助は母の異母弟であり、叔父に相当する。
第6部にて徐倫自身は「父親の愛情の足りない幼少時代を過ごした」と語っていたため父子関係は円満とはいかなかったようだ。だとすれば、一等親分間が開いてはいるが、仗助と徐倫の関係性は先述の後者に近い物がある、のかもしれない。
参考:親族の基本構造
ちなみに、大叔父と大姪は日本の法律では結婚可能である。
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