概要
令和に放送された、ある特徴を持つアニメに付けられる評価・渾名。
先ずダイナミックコードについて軽く説明すると、ツッコミ所の多い作画崩壊や話の展開に独特なキャラと様々な話題を呼び、ある意味有名になったアニメである。
ここまで読んで察していると思われるが『令和のダイナミックコード』と呼ばれるアニメは上記のいずれかに該当している。
一覧
放送期間:2019年7月~10月
該当理由:作画崩壊・終盤のシナリオ
作画崩壊は全編に渡って多め、動きやキャラデザイン、背景にまで及んでいる。終盤のシナリオは飛ばし気味で時系列も分かりにくく視聴者を置いてけぼりにしてしまい初代令和のダイナミックコードの渾名を付けられた。
放送期間:2020年10月~12月
該当理由:独特な設定
アニメの出来は好評であるが、ラップバトルや違法マイクといった独自の設定が冷静になるとツッコミ所満載。高評価アニメにもかかわらず二代目になってしまった。
ニコニコ動画ではヒプノシスマイクのキャラクターに対しダイナミックコードに由来する渾名をつけるなど親しまれており、どちらかというと前向きなニュアンスでこじつけられている。
- EX-ARM(エクスアーム)
放送期間:2021年1月~3月
該当理由:作画崩壊(?)
独特な設定の未来が舞台のアニメだが、このアニメのツッコミ所は令和3年にもかかわらず出来の低い3Dアニメという所にある。キャラのモデルはそこまで悪くないのだが、セリフと口の動きが合っていなかったり、表情がほぼ固定だったり、動きに違和感があったりと第1話放送直後から三代目に選ばれてしまった。
それなら円盤で修正されるだろうと普通はなるが、最終話放送終了後でも円盤化の目処がなかなか立たなかった(2021年6月上旬の時点でBlu-rayBOXのリリースがアナウンスされてはいる)。
他にも、有名車メーカーロイヤルリムジンがスポンサーだったり、アニメ放送中に原作漫画が終了したりと話題に事欠かなかった。
放送期間:2023年7月~月
該当理由:作画崩壊・独特な設定・その他諸々
元は小説家になろう原作のライトノベルであり、とある高校を舞台としたラブコメ作品のアニメ化だった。
しかし1話から原作を読んでいても困惑するような演出(※)や説明を放棄したとしか思えない超展開の数々・背景を中心に令和のアニメ作品とは思えない作画崩壊が繰り返されるなど、ともすればダイナミックコードを超えているかもしれない凄まじいアニメとなってしまった。
※…一部には「原作の記述を履き違えているのではないか」と察せられる演出もあり、たとえば原作において「勢いよく飛んできたサッカーボールが壁にぶつかった場面」を指して「火薬が爆発した」「星屑」と表現されているのだが、アニメにおける該当部分は実際にサッカーボールが花火のように爆発するかのような演出がなされるなど。原作ではサッカーボールというひょんなきっかけから主人公の心境に変化が起こるという展開なのだが、アニメ版の過剰な演出から実際に主人公の身に何か異変が起こった・実は異能モノのアニメなのではないかと勘違いする視聴者も出るほど。