『人生を導くはずの占い師が、私利私欲のために相談者の人生を壊す』
「ゲス人間が……」
『欲にまみれた女には、拷問をプレゼントしよう……』
「お前このセリフ、この人にも言ったろう?」
「ようやくお目覚めだな?」
「おい……お前、今まで何人洗脳した? 金のためか?」
「洗脳して金を奪い人生を壊して……どこがWin-Winなんだ?」
「ほぅ……相手を大事に思うなら『奴ら』と言うかな? 認めぬならもっと長めに座ってもらおう」
「ならばこの苦痛を以て償え、クズが……」
対象
依頼者などから金を騙しとっていた占い師になりすました詐欺師の女に執行。
概要
金属あるいは木で出来た四角錐の突起物に四脚を取り付けた拷問具で、高く吊り上げた状態の罪人を一気に突起部に叩き落とし腸内にダメージを与える。これを何度もくり返すうちに罪人は腰の骨が砕け、内蔵破裂で死亡する。
経過
伊集院茂夫は数回座らせた後、罪人に「貴様は魔女だな?」と問うが罪人は否定。図々しくも「自分は必要な存在だった」と言い放つ。反省する気配0と断じた伊集院は刑を執行。しかし一度座らされても罪人は「自分は奴らにとって必要な存在だった」と戯言をほざく始末。とはいえ数回座らされて腰骨が砕けたところで漸く自分は詐欺師だと白状。しかしながら最初から許すつもりのなかった伊集院に内臓を破壊されるまで座らされ、死亡した。
余談
この女を処刑した後、伊集院は死体を焼却処分したが、その際に彼は死体を焼く炎で焼き芋をしており、「外道で焼いた芋はイマイチだ」という感想を述べていた。
この回が拷問ソムリエシリーズの中で最も尺が短い。題名が『拷問ソムリエ 伊集院茂夫』に改名された現在では依頼者の過去や他シリーズのゲストとの邂逅や戦闘シーンも盛り込まれるためか20分程度になりテレビアニメ1話分の尺と遜色ない長さになっている。反面、伊集院・流川・罪人の三人のみで完結する話は事実上なくなっているため、おそらくこれより短い尺のエピソードは出ないであろう。
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