概要
羅国の修羅が使う半生体兵器。
修羅神は4つの階級に分かれており、烈級、轟級、超級、天級の順番に高くなっていく。
このうち本来の意味での修羅神と呼べるのは轟級以上の3つの階級であるが、これらは修羅達にとってロストテクノロジーであるため生産が不可能であり、現存するものも少なく、貴重な機体であり、最も古いパーツでも300年以上前のものが使用されている。
修羅は轟級以上の修羅神を解析して烈級修羅神を量産する技術を持っているが、人型ではなく、動物型になっている。
烈級修羅神は覇気と戦闘技能さえあれば誰でも搭乗可能だが、轟級修羅神は誰にでも扱えるわけではなく、相応の実力を持ち、儀式を経て轟級修羅神の意志で選ばれた繰者以外は乗ることができない。
また、「覇気」と呼ばれる生体エネルギーを使用しており、修羅神を動かすたびに覇気を吸い取られるため、修羅神の繰者となることは生贄になることと同じである。しかし、戦いの中で死ぬ可能性が高い修羅にとっては些細な事であるため、乗ることを躊躇うことはない。
修羅神はパイロットだけでなく、コクピットに近づいてきた無関係の人の覇気も吸い取る。
劇中では、ラージ・モントーヤ、ミズホ・サイキ、エリ・アンザイがヤルダバオトに近づいて覇気を吸い取られ、失神して医務室に運ばれていた。
一度認められたら死ぬまで繰者として全うしなければならず、別の人物は先代の繰者が死亡してから修羅神に選ばれない限り搭乗することは不可能であり、強引に乗ろうとすると覇気を全部吸い取られて死亡する。
宇宙での戦闘を想定した造りであるかは不明だが気密性はあり、宇宙でも使用可能。
修羅神は繰者の動きをトレースして動くシステムであり、修羅達の戦闘スタイル同様に格闘戦を主体としたものが多いが、バリエーションが多彩であり、エネルギーを放つものやドリルを発射するものもある。
修羅将軍になるためには轟級修羅神に選ばれた上で超級修羅神への神化を成功させることが必要となるが、大量の覇気を必要とするため、神化に失敗して覇気を吸い尽くされて死亡するケースもある。
繰者の戦歴や心のあり方に応じて姿が変化するなど、そのメカニズムは不明である。
修羅神の名前の由来には、ソロモン72柱の悪魔からとったものが多い。