僕のワンダフル・ライフ

ぼくのわんだふるらいふ

2017年に公開されたアメリカの映画。犬が主人公の転生もの。

概要

2017年に公開されたアメリカの映画。

監督はラッセ・ハルストレム。

原題は「A Dog's Purpose」。直訳すると「ある犬の目的」という意味になる。

原作はW・ブルース・キャメロンの小説『野良犬トビーの愛すべき転生』。

あらすじ

犬のベイリーは、生涯を終える度にまた別の犬に転生してこの世に戻ってくるという不思議な能力を持っていた。

ベイリーは転生を繰り返しながら様々な飼い主に出会うが、中でも最愛の飼い主であったイーサンのために、彼との再会を目指す。

観賞時の注意

転生ものであるため、主人公の死が描写される。

それも老衰だけでなく人間の手に掛かって死ぬ場面が複数ある。

「最終的にハッピーエンドでも過程に辛い描写があるのは無理」

「動物が可哀想な目に遭う話は無理」

という人は視聴に覚悟が要るかもしれない。

重ねて言うが、最終的にはハッピーエンドである。

主要キャラクター

• ベイリー

命を落としても記憶を保って転生できる特殊な力を持った、それ以外はごく普通の犬。

最初の犬生で野良犬として生まれてすぐ殺処分された経験から「自分は何のために生まれたのか、何のために生まれるのか」という思いを根底に抱えている。

わんぱくで好奇心が強く、格別に賢いわけではないが、愛情深い。

本編は彼（時として「彼女」）のモノローグと共に進行する。アテレコを担当する演者は

原語：ジョシュ・ギャッド/日本語吹替：高木渉

• イーサン

2度目の犬生で死にかけていた幼いベイリーを救出して引き取った、ベイリーの最愛の飼い主。

ハイスクールではアメフト部に所属し、卒業後はスポーツ特待生として大学進学が決まっていたが、ある事件で脚を負傷して選手生命を絶たれ、自暴自棄に陥ってしまう。

その後立ち直る前にベイリーが死去し、保護者も亡くなってからは長く独りで生きていた。

演者は

少年：ブライス・ガイザー/寺崎裕香

青年：K・J・アパ/梅原裕一郎

中年：デニス・クエイド/大塚明夫

• ハンナ

イーサンの恋人。

彼が失意の底にあった時期も懸命に支えようとしたが、報われることなく別れを告げられてしまう。

その後は別の男性と家庭を持ったが……

演者は

学生時代：ブリット・ロバートソン/花澤香菜

中年：ペギー・リプトン/松岡洋子

表記揺れ

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