概要
小野不由美の小説『十二国記』シリーズの登場人物。描写されている原作作品は『白銀の墟_玄の月』。戴国の人物。
以下、「白銀の墟_玄の月」のネタバレを含みます。
李斎麾下の師帥。李斎が謀反の濡れ衣を着せられ、その配下も命を狙われ散り散りになった後、五人いる師帥の中で生き残った三名のうちの一人だった。(うち一名は泓宏である)
李斎が生きて戻ったとの報を聞き、承州から委州一帯に潜伏していた士卒を目立たぬよう文州、西崔へと移動させる指揮をとった。だが驍宗奪還戦には間に合わず、その後英章と出会い鴻基へと参じる英章、臥信と入れ違いに江州城に入り、城を制圧することに力を尽くした。制圧が終わってからは城の外で、後退してくる墨幟を守るために戦った。
江州城に入った李斎と再会した際は“「……間に合いませんでした」”と無念さを滲ませたが、李斎は光祐の肩を叩き“「お前が無事で嬉しい」「よくぞ生き延びていてくれた。よくやった」”と七年ぶりの再会を果たした麾下に声をかけた。