「俺の名は、早乙女乱馬」
「教えろ。海千拳はどこだ!?」
『らんま1/2』の登場人物。
概要
幼いころに実家の道場(公紋道場)が早乙女玄馬の剛拳、山千拳によって潰されてしまう、という悲劇に見舞われる。
この時に父も死亡しており、今際の際に立った父の遺した「山千拳と対を成す、海千拳を探せ」との言葉に従い、たったひとりで流浪の旅を続けていた。
それ以後早乙女流の関係者を探すために早乙女乱馬を名乗って旅をしていた。
幼い頃より親の庇護も無く一人で流浪の旅をしてきた、という過酷に過ぎる経歴により、情を知らず人を「利用」する事で生き延びてきた苛烈な生い立ちを持つ。
そして、この過酷かつ苛烈な経歴ゆえに、格闘センスやサバイバビリティは確実に乱馬よりも上。後に海千拳を会得した乱馬と対した時にも、初見で即座にその弱点を見出だし付け焼き刃ながらも攻略法を編み出している。
乱馬を名乗って旅をしてきた事から、のどかによって人違いをされ、狙いどおりにまんまと乱馬に成り済ます。
当初はのどかを騙して海千拳の在処を探ろうとしたが、手がかりを得られずに手をこまねく事になる。その目的のため、のどかを人質に取る事すらも考えたが、のどかの情に触れた事で自身の行動に迷いを生じさせる。あるいは本当に乱馬に成り代わる事すらも頭を過ったが、のち乱馬からの挑戦を受けたため、そちらから海千拳の手がかりを得る事に方向を定めた。
山千拳を駆使し2度は乱馬に対して勝利するものの、最後には海千拳を会得し極めた乱馬に敗れた。