概要
自主制作・商業作品を問わず少年少女による犯罪を扱った作品が目立ち、クライムサスペンスの名手として宣伝されることもある。当人も加害者側の心理を描くことに興味があると述べており、様々ないじめ事件を調査した上で映画作りの参考にしている。
特別支援学校の教員としての勤務経験を持つ。
経歴
1982年12月27日生まれ。愛知県出身。
映画美学校第11期フィクション・コース高等科修了。卒業制作の短編映画『牛乳王子』で「学生残酷映画祭2009」のグランプリを受賞する。
2012年、実際に起こった事件を基にした『先生を流産させる会』を発表するも、そのセンセーショナルなタイトルにより上映前から炎上する騒ぎとなる。同作はあくまで「事件をモデルにしたフィクション」であるが、実際は男子が起こした事件を映画では女子に変更し、女性同士の嫌悪をテーマとして再構成したことの是非が争点となった。作品は賛否両論であったものの、この騒動により内藤の名は知られた存在となる。
2018年、漫画『ミスミソウ』の映画化を担当する。同作は別の監督の下で企画が進んでいたものの、その監督がスケジュールの都合で降板。クランクインの約一ヶ月前に内藤に白羽の矢が立ち、急ピッチで制作されると同時にタテタカコの『道程』を主題歌として採用している。
作品
映画
『先生を流産させる会』2012年
『高速ばぁば』2013年
『パズル』2014年
『ライチ☆光クラブ』2016年
『ドロメ【女子篇】/【男子篇】』2016年
『ミスミソウ』2018年
『許された子どもたち』2020年
『毒娘』2024年
ドラマ
『怪談新耳袋 百物語』2010年
『悪霊病棟』2013年
dTVオリジナルドラマ「不能犯」2018年
『仮面同窓会』2019年
『名もなき復讐者 ZEGEN』2019年
関連タグ
外部リンク
内藤瑛亮 (@EisukeNaito) - Twitter、牛乳王子 (@PrinceofMilk) - Twitter