概要
バーチャルシンガー「初音ミク」には公式・非公式問わず様々な「姿」が存在し、それらは下記の3つに大別される。
- クリプトン公式のメディア展開から誕生したバリエーション
- 非公式のファンメイドコンテンツとして誕生し、後に公認となったバリエーション
- 非公式・非公認のバリエーション
初期のファンコミュニティではクリプトン社の公式派生キャラクターをも含めて亜種と総称されていた。しかしクリプトン社は自社の公式メディアミックスで誕生したバリエーションを亜種として扱っておらず、「派生キャラクター」もしくは単に「初音ミク」と呼ぶ。
公式・商用
クリプトン公式メディア展開で誕生したバリエーション。厳密には亜種ではない。
他企業との公式コラボレーションから生まれたものも多く、それらに関してはクリプトンだけでなく他企業も権利を持つ。
雪ミク、桜ミク、レーシングミク、ミクダヨーについてはクリプトンが商標を登録(一部は共同登録)している。
◆SEGA feat.HATSUNE MIKU Project
◆ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs
18タイプの初音ミク | |
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◆単発コラボ
その他
クリプトンが企画に関与せずライセンサーとして許諾している商業作品のキャラクター。
アンソロジーコミックやKEI氏の作品(「メーカー非公式 初音みっくす」など)も本来はここに分類される存在だが、一応本人扱いなので記載はしない。
◆ボカロ小説/漫画
殆どのケースでは容姿や名称が酷似しているだけの別人扱いである。初音ミクの専門雑誌「MIKU-PACK」で連載された作品も存在する。幾つかのデザインはモジュール化している。
ファンメイド(公認)
CGMシーンから誕生し、クリプトン社の公認を受けた非公式の派生キャラクター。
まだミクの商用展開が本格化していなかった時期にユーザーの間で様々な二次設定が付加され、それらは初音ミクの亜種、半ば独立した別キャラクターのような存在として扱われた。
一時期はクリプトンが作者との窓口となって公認派生キャラとして商用利用が行われていた。しかし、時が経つにつれてファンメイドのキャラ達のメディア展開が明確に減少してしまっている(完全に途絶したというわけではない)。
非公式・非公認のバリエーション
クリプトンが一切関与していない非公式・非公認のバリエーション。
◆ミクの装いが違うもの
梅ミク クローバーミク 書道ミク 梅雨ミク 初恋ミク みかんミク リフミク 和姫ミク
◆体型が変化したもの
◆パロディ
偽音シナ(詳しくは記事参照)
その他
◆初音ミクの着ぐるみ2号(愛称:ミクナノー)
ミクダヨーと違って商標登録も商品展開もされていない(2023年時点)。
◆MMDモデル
そもそも亜種ではない。一部は公式ライブやTV番組で使われる事もある。
◆亜種ではないかもしれない
◆よく亜種と間違えられる
関連タグ
VOCALOID亜種:初音ミク現象によって誕生した様々なバリエーション。