概要
2004年8月27日放送。
「勇気」と描かれた団扇の道具。この団扇を仰いで出した風を浴びると、勇気が湧いてくる。ただし、団扇を破ってしまい、破れた団扇を仰いで出した風を浴びると、逆にもっと怖くなってしまう。
ストーリー
のび太の町の外れに怪しい屋敷があり、そこにお化けが出るという噂が立っていた。
しずかちゃんもその屋敷の前を通った時、冷たい風が吹いてきたという。
ビビるのび太のジャイアンとスネ夫はその屋敷で肝試しをすると言われ、ドラえもんに泣きつくのび太は勇気百倍うちわを渡される。
早速ジャイアントスネ夫が脅かしてくるが、うちわのおかげで効果がない。
悔しがる二人だが、そこには大きなお化けの仕掛けがあった。スネ夫はジャイアンが変装したと思っていたが、ジャイアンはそこにいた。
するとお化けから骸骨が出てきて二人に襲い掛かってきた。
パニックになる3人は部屋に隠れたもののうちわのことを知られてしまい取り合ってるうちに破れてしまう。そしてその風を浴びたことでますますビビってしまう。
後からきたドラえもんとしずかちゃんも襲われてしまい、ジャイアンたちは階段を駆け上がった先の部屋に隠れようとするが何故か開かない。
しかし、しずかちゃんはお化けの足元に人間の足が見えたことに気付いた。
しずかちゃんとドラえもんが布を引っ張ると、中から出てきたのは一人の男。やはりお化けの正体は人間だったのだった。
男の正体は空き巣の常習犯として指名手配されていたコソ泥で、この廃墟をアジトにしていてお化けに化けて屋敷に来るものを追い払っていたのだった。
こうして男は逮捕、連行されていったが、何故か塔の一番上の部屋を気にしている様子であった。
そしてドラえもんたちもお化けなんていなかったということで帰ろうとしたが、のび太は開かずの間のことを気にしていた。すると、塔の一番上の部屋に明かりが灯る。
さらにその部屋には謎の人影が。
皆を呼び戻すも、だれものび太の言うことを信じてくれない。
もう一度その部屋を見ると、やはりそこには誰かがいた。その人影は骸骨となった…。