CV:リンク先ネタバレ注意(魔王と竜の建国譚)
概要
『転生したらスライムだった件』に登場する勇者の一人であり、召喚者である。
通称「仮面の勇者」。
人物
ほぼ常に抗魔の仮面を着用しており、素顔を覗くことはほとんどできない。具体的な性格についても不明。
最古の勇者の一人であり、かつて暴風竜ヴェルドラを封印した勇者その人。
ヴェルドラが遭遇した知性のあるスライムに語った内容によると、ヴェルドラがちょっと国を滅ぼしちゃった所に現れ、スキル「無限牢獄」を活用しヴェルドラを封印したらしい。とても美人だったことも語っており、スライムには「見とれていたから負けたのではないか」と指摘されたが、ヴェルドラ当人はそれを否定している。
また、さらに後の時代にはシズを魔王レオンから救い、後に抗魔の仮面をシズに渡す。以後の動向は不明であり、アニメ版においてはシズが最期に見た夢の中でこの勇者が現れ、シズに対しあるべき場所に戻るように指した姿が映った。
抗魔の仮面はシズの後にリムルが受け継ぎ、さらにリムルが自由学園を去る際にシズとリムルの教え子のうちの一人がオリジナルの仮面を受け継ぐこととなる。
以後リムルが着用しているのはコピー品。
アニメ
アニメ本編では1期でヴェルドラとシズの回想で登場。
その後、OVA『コリウスの夢』とアニメ本編3期ではルミナス・バレンタインと共に、後述のゲーム版で見せた素顔の彼女らしき人物が登場を果たす。
カプセルらしきものの中で眠っており、ルミナスからはなにか特別な感情を向けられているようだが…。
ゲーム「魔王と竜の建国譚」
存在自体がネタバレじみているキャラクターであるが、なんと0.5周年イベントでいきなりプレイアブル実装。
さすがに名称は「仮面の勇者」、かつプロフィール画面は完全に詳細不明だが、戦闘途中やイラストで普通に仮面を脱いだり、CVが正体を隠す気無かったりとやりたい放題。
その後も周年の節目で別衣装で実装されることが多く、どれも高性能なスキルを所有しているため、仲間にできれば心強い味方になる。
さらにメインストーリー第13章上級第8話でヒナタ・サカグチを倒すと仮面の勇者が登場。
そのまま仮面の勇者とバトルになるが、異次元のステータスを持っているため本来なら負けイベント。しかし、苦労して倒すと通常では見られない隠しエピソードに分岐。隠れ装備である仮面の勇者の細剣『月光の神女剣(ムーンミストレス)』が手に入る。
また、同章同話下級にて敗北しコンティニューを拒否すると、原作者書き下ろしのifバッドエンドに分岐する。Web版・書籍版の両方で断片的に語られた「テンペスト壊滅後の未来」が、そのどちらとも異なる衝撃的な展開で待っているので、ぜひ自分の目で確かめて欲しい。
関連タグ
※ここから先の記述にはネタバレが含まれます。
Web版・書籍版でしか語られない情報が含まれますので、観覧の際はご注意ください。
その正体は不完全な状態で召喚された五人の子供の一人、クロエ・オベールだった。
正確にはクロエの中に宿っていた神智核(マナス)。
本編中では「一度解放されてしまえば、この世に混乱と不幸を撒き散らす"邪悪"」と評されており、その危険性から無限牢獄によって封印されていた。
Web版でははるか北の地での戦いにてクロエを操ろうとしたルシアが余計な事を考えて無限牢獄を消去してしまったため、封印から解き放たれる。
しかし、様々な出会いを経てクロエの精神が成長していていたため、クロノアも自分の一部と認めることで完全に同調。あらゆる呪縛から解き放たれ、完全無欠の存在となった。
書籍版ではルベリオスの戦いの最中にユウキの手で聖櫃の封印が解除された事で、言い伝え同様に暴走を始めた。
しかし、ディアブロとカリスの助言を受けて魂への干渉を試みたリムルと精神世界で再会した事でアッサリと鎮静。「智慧之王」の能力改変によって意識体から神智核へ進化し、「無限牢獄」からサルベージしたクロエとヒナタの魂とも再会した事で完全に味方に加わる事となった。