概要
青森県の光星学院高校在籍時には、1年生ながらベンチ入りを果たし、光星学院の4番バッターとして活躍。同期の田村龍弘捕手(現・千葉ロッテマリーンズ)とともに超高校級のスラッガーとして騒がれ、OBである坂本勇人(現・読売ジャイアンツ)の再来とも言われた。
2012年の春夏の甲子園では、のちに阪神でチームメイトとなる藤浪晋太郎率いる大阪桐蔭と決勝戦を戦う。春夏ともに敗れたものの、高校通算では25本のホームランを打った。
2012年のドラフト会議で、阪神タイガースから旧敵・藤浪晋太郎に次いで、2巡目指名を受け入団。背番号は2(2020年シーズン終了後に26に変更)。
プロ入り後は木製バットへの対応にやや苦しんだ。それもあってか、1年目からチームの主力になった藤浪と(ロッテの正捕手に成長した)田村ら同期に後れを取っていたが、2018年シーズン後半から急成長。ショートのレギュラーを手中に収めつつあったものの左肩の亜脱臼で9月に離脱。
2020年以降は出場機会が減少し、2023年シーズン終了後戦力外通告を受け退団。プロ野球選手としてのキャリアはここで一旦途切れ、社会人野球・三菱重工Westで野球競技生活を続けている。
人物
- 身長が177cmと小柄で、同期入団の藤浪晋太郎とは20cmも身長が違う。
- 阪神の球団寮「虎風荘」に入寮した際、自宅からいい香りのするお香やアロマを持参していた。
- 雨で試合が中止になった際、前の方のベンチに座っていた北條の目の前の手すりにチームメイトの誰かがテーピング用のテープにマジックで、「僕は雨男です」と書き、ぶら下げていた。