「お前は私の言うことだけを聞いていればいいんだ!」
CV:松本忍
概要
「宇宙戦艦ヤマト2199」シリーズに登場する人物。
ヤマトクルーである南部康雄の父。
大手軍需企業である南部重工大公社の経営者で、宇宙戦艦キリシマを建造した南部造船、三式弾などを製造した南部火工、輸送船きさらぎなどを保有する南部重工エクスプレスなど多数の関連企業を束ねる総帥。
プロフィール
職業 | 南部重工大公社 経営者 |
---|---|
性別 | 男性 |
生年月日 | 2144年7月23日 |
年齢 | 54歳(『2199』初登場時点)→63歳(『3199』) |
家族 | 登紀子(妻)、康雄(息子) |
経歴
宇宙戦艦ヤマト2199
第7話に登場する。
ヤマト艦内で行われた太陽系赤道祭に際して地球の家族との交信が許可された際に、妻と共に康雄と交信。
しかし、康造は康雄に跡継ぎとしての自覚を持つよう言うばかりで、挙句の果てには記事冒頭の台詞を吐く始末。
登紀子は最後に息子へ無事の帰還を願ったが、康造は立腹した態度のまま交信を終えることとなった。
宇宙戦艦ヤマト2202
未登場かと思いきや、よく見ると第2話でモブとして2カットのみ登場している。
アンドロメダ級の進宙式と、その後クラウス・キーマンが見ている康雄の隠し撮り写真の2カットにおいて小さく登場する。
本作序盤は地球の軍拡路線とそこに軍需産業の影がちらついている様子が描かれているため、軍需メーカーのトップである康造も重要ポジションになるかと思われたが、結局上記シーン以外の出番は無いまま終了した。
宇宙戦艦ヤマト2205
未登場だが、公式サイトの康雄の説明文にて、親子関係が益々悪くなっていることが書かれている。
関連タグ
これより先、『ヤマトよ永遠に_REBEL3199』のネタバレあり
「なんでだよ...なんでなんだよ...」
「親父ッ!」
イスカンダル事変から2年後、康雄は康造のオフィスからあるデータを見つける。
それは、南部重工が組織ぐるみでデザリアムと協力関係にあるという衝撃的な事実だった。
相原、太田とともに南部が調べた結果、経済界や政治界にも多数のデザリアムシンパが潜伏していることが判明したが、康造は藤堂信乃と並ぶその中心人物となっていたのである。
劇中では「最初からバグが仕掛けられていた...?」という島のセリフや事情を知った南部の送った修正プログラムの存在で暗に示されているにとどまっているが、島の指揮する無人防空システムがエラーを起こして正常に稼働できなかったのも、康造以下南部重工による破壊工作の可能性が高い。
なお、第一章時点で康造がなぜ地球を見かぎりデザリアムについたのかは不明。
ただし、秘書が康雄のデータ閲覧を見て慌てているあたり、康造のみならず南部重工全体が親デザリアム派となっているのは確実。
この一件で、康雄との決裂は完全に修復不可能となってしまっている。