概要
200年前に存在したという牛頭人(ミノタウロス)。本名は不明。
十三英雄・六大神・八欲王と同様に《ユグドラシル》のプレイヤーだったらしく、多くのマジックアイテム…もとい地球における文明の利器や概念を提案したが、それを作製する事も原理を説明する事もさっぱり出来なかったため、この二つ名が付いた。
現在のところ、アニメや漫画版では名前が出てきていない。
貢献
実生活の中で使用される、冷蔵庫や扇風機を提案した。更に手術の概念についても教えた模様。
しかし手術に関しては、地球でもかつてはそうであった様に、文化や生活様式が中世レベルの転移後の世界ではやはり忌避されてしまう様で、リ・エスティーゼ王国の上流階級からは「おぞましく野蛮な手法」と呼ばれている。
牛頭人の国において人間種は単なる食料という認識であったが、口だけの賢者が国を動かし、扱いが奴隷階級まで引き上げられた。
そのためか、大陸中央部では知らぬ者がほぼいないという圧倒的な知名度を誇る。
考案したマジックアイテム
- 冷蔵庫
箱の中に冷気を発生させ、中の物を傷みにくくする。
- 扇風機
風を起こして涼をとる。
- 湧水の蛇口(フォーセット・オブ・スプリングウォーター)
一日に200Lまでだが、水を作り出す事が出来るマジックアイテム。
ただしそこまで希少性は無く、巨大な都市ではこれの巨大な物を水源としている所もある。
強さ
超一流の強さを持つ戦士であったという。他にも斧の一振りで竜巻を発生させ、一たび大地に突き立てると地割れを起こしたという伝説がある。
WEB版
ミノタウロスの国に登場し、その強大な武器を残している。
彼の残した武器がなければ、ビーストマンが戦争で繰り出した八体の8m級のケンタウロス型ゴーレムに、ミノタウロス達は壊滅させられる所だったらしい。