概要
台北市中心部から南に少し離れた信義地区に位置する超高層ビルで、正式名は「台北国際金融大楼(台北国際金融ビル)」。
地下5階・地上101階建て、高さ508m。
建設中の2002年に台湾北部でM7.1の地震が発生、建設用クレーンが落下する被害が発生したが、2004年に無事完成。
2007年にアラブ首長国連邦のドバイにブルジュ・ハリファが完成するまで、世界一高いビルディングとしてギネスブックに登録されていた。
全面ガラス張りの建物は、伝統的な宝塔と剣の形をしており、27階から90階まで8階ごとに一つの「節」が縦に連なっている。
フロア構成はオフィスやショッピングモールになっており、89階と91階は展望台が設けられている。
現在は台北でも屈指の人気観光スポットの一つで、大晦日には年越しの打ち上げ花火が上がる。
ちなみにビルの防振対策として吊り下げられている巨大ダンパーをモチーフにしたキャラクターの「ダンパーベイビー」は、日本のサンリオがデザインした。
関連項目
本ビルのミニチュアがある。