プロフィール
人物
呂布カルマは、日本のラッパー。MCバトル界隈の強豪として知られる。フリースタイルダンジョンの二代目モンスターであり、通称「言葉のウエイトおじさん」として親しまれている。本名は「三嶋裕也」。
大きな口の爬虫類顔と鋭角の眉毛が特徴的だが、本人曰く眉毛は特にいじっていないらしい。
バトルではウエイト(本人曰く言葉の重みという呼び方はダサいと思っているためこう訳す)を重視するスタイル。言葉選びのセンスが高く、相手のアンサーや人間性に対して矛盾点を見つけて的確かつ強烈なDISをぶつける。無理に韻を踏むより内容で相手を叩きのめすことが多い。
R-指定引退後のMCバトル界隈では最強のバトルMCと認識されている。
Abemaの「マッドマックスTV論破王」にてひろゆきとディベート勝負をしたことで発覚したが、そもそもラップが関わらずとも論戦そのものにめっぽう強い。ひろゆきを公開論破した数少ない人物の1人である。
既婚で、一男一女の父。2016年ごろまではラッパーと兼業で学習塾の塾長やトラック運転手などの仕事をしていた。
かなりのサブカル好き、漫画好きで、自身もかつては漫画家を目指していた。一番好きな漫画は『電影少女』。
あくまで原作派であるため、2018年の実写ドラマ化の際には、コンプライアンス等による原作改変について「おっぱい出せないなら『電影少女』実写化するなよ。」と自身のTwitterで苦言を呈している。(まあ、そのせいで乃木坂46のファンと壮絶なレスバを繰り広げることになるのだが…。)
ちなみにステージネームの「呂布」は『蒼天航路』の呂布に由来するという。
『蒼天航路』のファンからは「顔だけなら甘寧にそっくり」だと専らの評判である。
また、ゲーマーでもあり、「スプラトゥーン」などをやりこんでいる様子をTwitterに投稿している。
グラビアアイドルも好きで、各メディアでグラビアアイドルについて語ることも多いほか、Twitterではよくアイドルの画像を添えて投稿している。
本人はオタク嫌いを公言し、下記のACの仕事や「彼女、お借りします」のコラボPV、ヒプノシスマイクへの評価などは「あくまでオファーが来た仕事(なので好きで選んだわけではない)」というスタンス。(上述の乃木坂ファンとのレスバも含め良くは思っていない様子。)
いわゆる萌え系・アキバ系のコンテンツやそのオタクにはとくに厳しい姿勢で、ときに中傷に近い発言も見られる。(下記の「不祥事」も参照。)
また、バトルにおいてはかなり厳しいDISを投げかけているが、ACジャパン2022年度全国キャンペーン広告「寛容ラップ」ではいかつい容姿に反して穏やかな語り口で「アンタのペースでいいんだ」と優しく語りかけるラップを披露している。オファーについては「最初はドッキリかと思った」と発言している。
経歴
戦極MC BATTLE 優勝一回 準優勝二回
THE罵倒 GRAND CHAMPIONSHIP 優勝一回 準優勝一回
SPOT LIGHT 優勝二回
UMB 準優勝三回
KING OF KINGS GRAND CHAMPIONSHIP 優勝一回
凱旋MCbattle 優勝一回
不祥事
DJ松永が早稲田大学の文化祭である犯罪を犯したサークルに絡めた不適切な発言をして炎上した際には、彼を擁護する姿勢を見せており「冗談の範疇、松永の発言が気になってしまう程度の人がHIP-HOPを楽しめるとは思えない」と言及。しかし、そもそもHIP-HOPのファン以外も見ているであろう学園祭での発言であるため、擁護が的外れだと批判の対象となった。また、呂布カルマの言動について懐疑的な反応を寄せたTwitterユーザーに対して攻撃的なリプライを送ったり、「アニメアイコンは話しかけるな」と発言したりするなどの行動も見られた。
松永自身は早い段階で謝罪文を投稿し、その後騒動には触れていないが、ある意味では呂布カルマによってせっかく鎮火しようとしたものが再度発火したような形となり、炎上がしばらく続く形になった。
2024年9月にはX(旧Twitter)にて、恋山形駅の外装について「何だこの駅…気持ちわりぃ…」と発言し、炎上した(恋山形駅は地域おこしの一環として、「恋」にちなんだピンクのハートを基調とした外装となっており、また鉄道むすめとのコラボで宮本えりおのイラストを展示している)。
「気持ち悪い」まではあくまで個人の感想といえるが、先のDJ松永擁護の際と同じく、懐疑的な反応をしたユーザーに対する暴言を繰り返したことで炎上が広まり、さらに「弁えないオタク文化を批判したら弱者叩きとか言われるんだけどお前ら弱者の自覚あるならコソコソしとけよ。そしたらこっちも何も言わねーから。」と、それこそ「寛容ラップ」の主旨に反するような暴言があったことで、ファンからも痛烈な批判が寄せられることになった。
これを受け、鳥取県の平井伸治知事は「鳥取県は基本、炎上商法でやってますので、そういう意味では、まんまと引っかかったなというところがあった」と冗談交じりに述べ、それに対し呂布カルマは「つくづくセンスねえな」と吐き捨てた。
とはいえ、その懐疑的なユーザーとのレスバがあまりにも劣勢だったこともあり、ネットユーザーからは「一般人に言い負かされてる」と嘲笑する声も。
別名・表記ゆれ
ヤングたかじん(やんぐたかじん)