概要
演:松下洸平
宋の商人・朱仁聡らとともに越前にやってきた見習い医師で、まひろに宋のことばを教えたり過去の境遇を語ったりと親しく交流する。優しく穏やかだが、どこか謎めいたところがある男。
関連項目
演者の松下洸平は2021年に主演の吉高由里子と共演しており、話題になった。
演者の松下洸平は映画版に車坂朝晴役で出演。光る君へで藤原兼家を演じる段田安則は朝晴の祖父・義家役、藤原公任を演じる町田啓太は狩集理紀之助役で出演している。
ネタバレ注意!
生まれは日本だが、口減らしのため捨てられた後に宋の医師に拾われ宋で長年暮らした。そのため日本語と中国語を話すことができる。
朱仁聡が通事(通訳)の三国若麻呂を殺害した罪に問われた際、作中では初めて日本語で話し証人を連れてくる。
実は商人たちは宋が日本との国交を開くために仕向けた集団であり、その一員である彼はまひろを利用して藤原道長に文を書かせようとしていた。彼女に好意を向けているかのように装うが真意を見抜かれる。その後彼女を脅迫し無理やり手紙を書かせようとするも失敗し、その後は姿を消す。朱からは本当にまひろへの好意があったことを指摘されている。
さらなるネタバレ注意!
その後、大宰府へと旅に出たまひろと約20年ぶりに再会。歳を重ねたお互いの心境を語り合う。
刀伊の入寇に巻き込まれ、まひろを救おうとした際に左胸を矢で射抜かれ…