CV:小松未可子
概要
杯戸高校の2年生で、女子空手部所属。向かって右側をピンでまとめた前髪が特徴的。
部活のランニング中、杯戸公園付近でUFOらしき飛行物体を目撃し、宇宙人を探してほしいと毛利探偵事務所に依頼に訪れた。
毛利蘭も一目置く空手の実力者で、大会でもよく当たる。だが蘭には一度も勝てたことがないらしく、名前が似ていることから彼女を森蘭丸に喩え気合いを入れて、日々稽古に励んでいる
空手の選手としてはライバルだが、友人としての蘭との関係は良好の様子。ただ、尊敬している先輩・京極真の恋人が蘭の親友・鈴木園子であることは知らないようで、「(京極が)どっかの金持ちのお嬢様に付きまとわれてるみたい」と愚痴をこぼしていた。
「UFOを探して」という理由で、わざわざ探偵事務所に来るくらいなので当然だが、UFOについては、かなり熱心なマニアである。UFOを見た現場の近くで殺人事件があったと聞いても、それが不可思議な状況であることを知ると、怖がるどころか「マジでいるんだよ宇宙人!」と興奮するほど(その様子に、蘭は少し呆れ気味であった)。宇宙人に会ったら「地球に来た理由」や「住んでる星のこと」や「自分でもUFOに乗れるのか」など、聞きたいことが山ほどあるらしい。敵対的なエイリアンは、拳で語り合うつもりのようだ。
名前の由来
キャラクター名は、作者の青山剛昌が『青山剛昌先生と話そうDAY』というファンイベントにおいて、「優勝したら名前を登場させる」という趣向のクイズ大会で優勝したファンの名前から付けられた。
テレビアニメ
テレビシリーズでは、スペシャルアニメ『エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』にて初登場。
工藤新一と蘭が遭遇したひったくりの犯人を足で引っかけて転倒させ、真っ向から勝負を挑み見事撃退した。その後(おそらく)空手の都大会決勝で蘭と激突。一度は技ありで優勢に立つが、応援に来ていた新一が事件のため抜けたことで蘭の怒りが爆発してしまい彼女に逆転されたと思われる。