ゴム底がついて、じかに土の上を歩けるように作られた足袋のこと。
足袋と同様に、親指とそれ以外の指が入る部分が分かれている。また、「こはぜ」で留めて着用する点も足袋と同じである。
足袋と異なる点として、長靴のように足首の部分が立ち上がっている点があげられる。
おもに大工や植木職人といった、野外で労働をする作業員が用いる。また祭りのときに着用することもあり、pixivではこの例が多い。
最近はランニング用の地下足袋も作られている。(元は『マラソン足袋』として考案されたもので、大河ドラマ『いだてん』にも登場。)
池井戸潤の小説が原作のドラマ『陸王』にも登場するが、ドラマで足袋製造の技術指導も行った『きねや足袋』はランニング足袋『きねや無敵』の注文が増えたほど。因みにドラマに登場する架空の会社『こはぜ屋』はきねや足袋がモデルではなく全くの偶然だったとか。)
また北朝鮮ではズック靴・スニーカーが地下足袋(チハヂョク)と呼ばれている。
近年、日本の足袋にインスピレーションを得てデザインされたシューズが販売されている。
例:
足袋パンプス:メゾン マルジェラ(1989年に発表、以来現在も販売。)
足袋スパイク:岡本製甲(福岡ソフトバンクホークスの藤井皓哉投手が使用。)
暴走族と地下足袋
余談ではあるが暴走族が地下足袋を履いている理由として
バイクが転倒した時などに警察から素早く逃げるためだと思われる。
ちなみに地下足袋を履いてバイクに載ると足袋の生地が薄いので焦げるので
あまりおすすめはしない。なので、後ろに乗ったケツモチが履くことが多い
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