堀町タカシ
ほりまちたかし
CV:松本さち
どこにでもいる普通の小学生で、誕生日は8月8日、名前の元ネタは俳優の反町隆史。
好きな有名人にその反町と女優の稲森いずみを挙げている。
一応ポジションとしてはもう一人の主人公という扱いだが、扱いはあまりにも酷く、毎回本編の主人公である田中太郎の起こす騒動に巻き込まれてとばっちりを受けることが多く読者から憐みの目で見られることが多い。
酷い時には太郎の命を助けるため文字通り命をかけた冒険をしたにもかかわらず、最終的にタカシ自身が太郎の幽霊に嵌められて悪の大魔王にされ、いつの間にか勇者として待ち構えていたきょう子達にボコボコにされたこともある。ついでにそのエピソードのラストにはタカシ自身が冒頭の太郎と同じような状態になったのを見たクラスメイト達からは「めんどくさい」と吐き捨てられる始末(もっともクラスメイト達は田中太郎の誕生日会にも参加した事はないのだが・・・)。しかし、「花子の前で余計な発言をしたばっかりに妖怪の世界に飛ばされる」、「ゲームのキャラに向かって悪口を言ったばかりにそのゲームのキャラにボコられる」等、自業自得な事もたまにあり、宇宙に飛ばされた件に関しても大抵の場合は曖昧な発言をしたのが原因。
メチャワル星人初登場時には急激に出番が減った時期もあった。
ハムのすけというハムスターを飼っている。
しかし、時としてボケをかます太郎に対して辛辣な態度を取っていたり、度の過ぎたボケをかました太郎に「絶交だ!!」と暴言を吐いたりもしているので彼も一方的な被害者というわけではない。
早とちり癖があり、太郎たちの行動を早とちりすることが一巻に一回起きている。
毎回ひどい目にあわされてはいるが太郎のことは親友と認識しており、最終回で太郎が故郷の星に帰った際には最初はいつものギャグだと思い信じていなかったが、故郷の星に帰ったのは本当であり、その理由も自分が(太郎が原因で苛立ってカッとなった勢いでだったとはいえ)「宇宙に帰れ!」といったせいだと自己嫌悪に陥っていた。しかし、宇宙人を馬鹿にする発言をした不良たちにマジ切れして食って掛かるもリンチされてしまうが、こんな時太郎のかましたボケが結果的に自分を救っていた事に気付き太郎に対し申し訳なく思う。その後、絶体絶命のピンチに陥った時、太郎が腕を伸ばして不良たちを撃退してくれた。そして「ぼくらはずっと友達です」というメッセージを残し、宇宙へと帰っていく太郎の腕を涙ながらに見送った後、宿題の作文で宇宙飛行士となり、太郎に再会するという夢を語ったのだった。
そしてコロコロアニキに掲載された続編では15年にわたる努力の末に宇宙飛行士となり、太郎の帰郷の星で再会を果たした。